我が家の娘は、2歳8ヵ月の頃、医師への相談で発達障害と指摘されました。
そんな娘の「特徴」を参考までにまとめておきたいと思います。年齢は、赤ちゃんの頃から1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳半まで、就学前の乳幼児の頃をメインに記載しています。
発達障害かどうかは、医師が診断をしますが、医師によって診断名も変われば、診断のさじ加減?も全然異なるんです。
>>医師によって診断の内容が異なる!?なぜ!?どういうこと!?
実際、娘も昔は高機能自閉症(現在は自閉症スぺクトラムで統一されていますね)と診断され、その診断名に私自身が固執していた時期もありますが、同じ診断名でも十人十色。育児書に書かれている特徴に当てはまらないものばかりでした。
実際、「あれ!あの子普通に見える!全然分からない!」というお子さんが発達障害と診断されていたり、「お母さんとっても大変そうだな・・」というお子さんは発達障害と診断されていなかったり。
実際、いくら育てにくいな、他の子と違うなと感じても、診断を受けなければ、表面上は発達障害ではないことになります。それに、いくら医師から発達障害と言われても、親が認めなければ、発達障害かどうか周りは分かりません。
さらには、いくら発達障害と言われても、社会に適応できて自立できてしまえばあまり関係ないのです。
なので、これから記載する娘の特徴と発達障害が=(イコール)で結ばれているわけではないこと、ご理解いただければと思います。
ちなみに、診察して診断名を受けるかについては、とても迷いましたので、診断についてご興味のある方は、別にまとめてある記事を参考にしていただければと思います。
それでは、特徴見ていきましょう。
発達障害だった娘の特徴!赤ちゃんの頃~幼稚園まで!
1. 赤ちゃんの頃 - 1歳半検診まで
おもちゃを一切舐めない
子どもをよく支援センター(地域で子供を遊ばせる公的スペース)に連れて行っていたのですが、そこで集まる何十人のお子さんの中で唯一、おもちゃを一切口に含んだり、舐めたりしませんでした。
周りからは、「汚れなくて良いなー!」なんて言われていましたが、母親としては心配でしたね。
おもちゃの使い方が不自然、観察ばかり
おもちゃ本来の遊び方で遊ぶことが少なく、とにかくずっと観察するだけ。例えば、ボール。他の子は、掴んだり、舐めたり、投げてみたりしていたのですが、娘はひたすら見るだけ。
しかもずっとです。おもちゃを押すとか引っ張るとか、そういう操作や動作も難しかったですね。
「なんで遊ばないんだろう?」って歯がゆさがあったのですが、子どもが成長した今振り返ると、そのおもちゃを遊ぶまでの機能が未発達だったんだのだと思います。
実際、小学生になりその当時のおもちゃを出してみたら、本来の遊び方で遊んでいたんですよね。その頃は成長が追い付いていなかったといえます。
また、後に明らかになりますが、不器用さや筋力の弱さも関係していました。
おもちゃの取り合いにならない
おもちゃの取り合いがなかったというより、お友達と関わることがそもそもありませんでした。遊んでいたおもちゃを取られたり、強引に奪われたりすることはあったのですが、取られても無反応。怒ることもなく平然としていたんです。
母としてはもどかしく、心配でしたが周りからは、「大人しくてうらやましい!」と言われていました。
この特徴、成長した今も同じです。ある意味、平和主義。争いは大の苦手なので、取り合いや喧嘩するのなら、99%譲ることを選択します。
ただ、小学生になると、取られたくない物、自分が遊びたいものは、取られないように隠したり、相手が使わなくなった隙を見て遊んだりが出来るようになりました。
1歳半検診はクリア(遅めではあるけれど定型内)
1歳半検診では、名前を呼ばれて相手の目を見ること、単語が出ていたこと、どれが犬が猫かなどが分かっていたので、要観察などの指摘はされませんでした。
逆に私の方から、上記で記載したような心配点を保健師さんに伝えました。
この時、保健師さんからは、「2歳までは差が出る時期なので、2歳になったら、様子伺いにお電話します」とのことで検診が終わりました。
2. 1歳半 - 2歳半頃の特徴
(母メモ)何かおかしいのでは、という思いが強くなっていく反面、それを認めたくない気持ちも大きかったです。
その内にぐっと成長する時がくるだろう」となんとか自分の気持ちを沈めていた時期。
(出来事)2歳過ぎた頃、保健師さんから1歳半検診後の様子はどうかフォローがありました。色々な子たちを集めた遊び場があるからと何度がお誘いを頂いた後に参加。
でも、「お友達を意識して遊べているように見える」という指摘があり、様子を見ていて良いのではと伝えられました。
筋力が弱い、不器用
おもちゃのボタンを含め、エレベーターのボタン、様々なボタンを押すことが出来ませんでした。
いくら教えても押せなかったのです。そんな様子を見ていると、力がないことに加え、力の入れ方が分からない様子。手首もふにゃっとしているように見えました。
他のお子さんを見ていると、お母さんがやり方を見せれば出来るお子さんが多かったのですが、見せても出来ないことばかり。紙を破る、つまむなど、手先を使う活動はとにかく難しかったです。
この筋力の弱さや、手先の不器用さがあったからこそ、1. の特徴、「おもちゃでうまく遊べなかった」に繋がります。おままごとで野菜を包丁で切るとか、ボールを投げるとか、ボタンを押すとか、ドアをひねる、引っ張る、シャボン玉を吹くなどができず、「なんて不器用なんだろう・・」と不思議に感じていました。
>>【成長するとどうなる!?】手先が不器用、運動が不器用な子!発達障害!
お砂遊びや粘土遊びなど、手が汚れるのを嫌がる
お砂遊び、粘土遊びは嫌がり、全くしませんでした。
手が汚れるのが気になったり感触や感覚に気を取られてしまったり、不器用さから道具を使えなかったり、想像して何かを作ったりが難しいなど、遊ぶにはとにかくハードルが高いようでした。
小学生になっても、何かを立体的に造形することは得意ではななかったのですが、粘土や砂は触って遊ぶことも出来るようになりましたよ!
>>砂を嫌がる、手が汚れるのが嫌がる!砂遊びをしない!成長してどうなった!?
言葉の遅れ、オウム返し
単語のみ増えていく様子で、2歳3ヵ月に二語文がほんの少し出ただけでストップ。ずっと単語のみが増え、この時期でもまだ会話が成り立ちませんでした。
オウム返し(質問したことをそのまま答える、例えば「何歳?」ときくと、「なんさい」と答える)も多かったです。でも、2歳半までは様子を見ようと思っていました。
自傷行為
この時期、数度でしたが泣いて頭を壁に打ち付けたり、頭を手で叩いている姿が見受けられました。
これは自分で意志を伝えられるようになると、なくなりました。
この姿を見ている時に、何かがおかしい・・そう強く感じたことで、色々と行動を起こすことに繋がりました。ちなみに、この自傷行為は、今は一切見られません!
同年代の集団とは別の行動を取る、浮いている
地域の遊び場を通して、集団で行うイベントなどに頻繁に参加していたのですが、1人だけ様子が異なり、浮いているようで、とても気になりました。
例えば、玉入れをするゲームがあったのですが、他のお子さんはみんな我先にとボールを掴みネットへ投げます。我が子はというと、ボールを掴みずっと観察するだけでした。
「ここに入れるんだよ」と何度教えても、ボールを持ってずっと立ち、観察しているだけ。うーん、不安でいっぱいでしたね!
お友達との関わりが苦手
お友達が手を繋ごうとしても、振り払い、話しかけられてもまるで聞こえていないかのように自分の世界で遊ぶ姿が目立っていました。
積極的に関わろうとしてくれる活発なお子さんには触れられただけで泣いてしまうことも頻繁にありました。
子どもに限らず、よく行く支援センター(地域の子供を遊ばせる公的な場)の保育士さんにも全然慣れず、呼び掛けられても反応なし。関わろうとしてくれるお子さんや親御さん、先生方にもなんだか申し訳ないけれどどうしようもなくて、心苦しさがありました。
表情や気持ちが読み取れていない様子
私が怒っていても笑っていたり、他のお子さんが泣いているのを聞くと泣き声をひたすら真似したりする姿が見受けられました。
あまりに、表情を読み取れないので、下記の本をひたすら、繰り返し読んで見せていたことを思い出します。
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>>かおかおどんなかお(amazon)、(楽天市場)、(Yahoo!ショッピング)
今は、表情を読み取ることが出来るようになり、どういう表情の時はどういう気持ちの言葉が当てはまるのかは、分かっています!
>>【成長するとどうなる!?】表情や気持ちが読み取れない、成長したらどう!?
3. 2歳半頃 - 3歳半
娘の状態を受け入れようと必死でした。外に出るのもたくさんの覚悟が必要だった時期。我が子を受け入れるための転換期。この時期に一気に色々と動き出します。
(出来事)
- 関係機関に相談し、療育に通うことに
- 保育士さんから、耳を塞ぐ姿と、後ろで名前を呼んでも振り向かないことから、耳鼻科で診てもらったら?とアドバイス
- 大学病院にて幼児用の聴覚検査を受診、聴覚に異常なし
- 地域の発達障害支援センターで、専門家(医師)に相談。自閉症スペクトラムであろうと伝えられる
- 家庭内の家具の配置を変更、おもちゃを隠し環境を整えてみる
- 自閉症スペクトラムの本を読み漁り、子供への対応を模索し始める
- 不器用さ軽減のため、感覚統合の家庭内療育を試してみる
- 予約から半年を待って発達障害専門医を受診、高機能自閉症(自閉症スペクトラム)の診断をいただく
- 入園予定の園長先生に診断書提出と今後の相談にいく
耳ふさぎ
この頃から急に両耳を塞ぐようになりました。音を含めて恐怖を感じた時、知らないことへの不安、びっくりしたという時にふさいでいた印象です。
この両耳を塞ぐ姿はとても不自然だったので、明らかに何かがおかしいと認識し始めました。何が起こっているのか知るのが怖い気持ちと、早く対処し始めなくてはというギャップに焦りと不安を抱いていました。
ちなみにこの耳ふさぎ、成長するにつれて塞ぐタイミングや頻度が変わってきます。小学生高学年くらいになるとほぼ0でした。
乳幼児の頃の特徴がずっと続くわけではない、娘が乳幼児の頃は半信半疑でしたが、娘が実際に成長した今、胸を張ってそういえます。大丈夫、ずっとこのままではなく、必ず成長していきます。
>>【成長するとどうなる!?】発達障害!音が苦手!耳ふさぎ!
お友達との関わりが不自然
お友達との関わり方がとにかく不思議で不自然でした。
にこにこして追いかけっこをしているようで、見ているのはお友達ではなく、規則的に動く足に釘付け。よって、規則的にに動くお友達の足を執拗に追いかけようとしてしまい、楽しんでくださるお子さんも居れば、嫌がるお子さんももちろん居て本当に困りましたね。
繰り返しすることを好むので、やめさせようとするのが本当に難しかったです。
同年代のお子さんがいらっしゃる遊び場に行く時は、娘を外に出さなくてはという思いと裏腹に、人様に迷惑をかけないようにしたいという気持ち、娘の様子が異なるのを受け入れなくてはという思いに必死で、私の心が折れそうでした。
つま先立ちで歩く
3歳近くなってから目立ってきました。それまでは気にならなかったのですが、周りのお子さんのお母様からも「つま先歩きが上手ですね」なんて言われたこともあって、思わず苦笑いをしてしまったことも!
小学生くらいになると、さほど目立たなくなりました。
注意散漫、じっとしていられない
2歳半以降から、おとなしい子から脱却!足をバタバタ、体をクネクネ動かすのが目につき始め、じっとしていられない状態になりました。
同年代の子供が集まる場で、紙芝居や本を読む時にじっとしていられない、座っていられない状況が続きます。注意散漫で、集中が難しかったですね。
今も落着きはないですが、小学生になると頭で何をする時かを理解するようになり、なんとか座れるようになりました。学年が上がるにつれて、落ち着いて座れる時間が長くなり、問題なく通学できていました。
乳幼児の頃は難しかった長時間の公共交通機関の移動も出来るようになりました。
指示が通らない
集団に入ると、たくさんの刺激があるのか注意が逸れて、保育士さんの指示が全く入りませんでした。名前を呼ばれてもまるで聞こえていないかのよう、目の前に呼び止められてもその人の前を素通りしたり、ずっと別の方向を向いていたりしているのが目立ちました。
これも小集団から始め、成長するにつれて指示が通るようになっていきました。注意は逸れやすいものの、学校での集団行動もできるようになっていきました。
4. 3歳半 - 4歳半頃(幼稚園年少)の特徴
感情を言葉で表すことが苦手で、思い通りに行かない時や、上手く出来ない時などはパニックになるように。イライラとした態度や自暴自棄、物にあたる、投げる、工作などでぐしゃぐしゃにするなどの様子が見られてきました。
(出来事)
- 幼稚園入園
- 言語訓練士さんによることばの療育開始
- 四谷学院の通信療育を開始
お友達との関わりはまだまだ難しい
言葉の発達も遅く、基本的に独りを好むため、一人遊びが多く、特定の子と仲良くなることやお友達とごっこ遊びをするとことはありませんでした。
「一緒にあそぼう」と言われ、「うん、いいよ」と返事はしますが、途中で他に興味が逸れてしまってどこかへ行ってしまい、一緒には遊べませんでした。
つま先立ちで歩く
頻度は大分減ってきましたが、ふと気づくとつま先立ちで歩いていることがありました。
注意散漫、じっとしていられない
幼稚園の授業中いつのまにか教室を抜けてしまい、外でブランコをしてしいたり、集中が切れた時や苦手な活動の時は、席を立ってしまったりという報告を受けていました。
集団での指示もなかなか伝わらなかったようでした。
大体1学期~2学期初めまでが落ち着かず、3学期になると大分落着き、指示も通りやすくなってきたと先生から報告受けていました。
不器用
手先や運動機能が不器用なので、工作や制作が苦手。そのため嫌がって集中できず、立ち歩き、道具を投げてしまうなど、集団で取り組めない時がが多々ありました。
園では、気分が乗った時に先生に個別で対応してもらっていました。
>>【成長するとどうなる!?】手先が不器用、運動が不器用な子!発達障害!
言葉がきごちない、パターン化
会話もできますが、ぎこちないく発展していきませんでした。パターン化している会話や文言が多く、同じような質問や言葉の使い方が目立ちました。
家庭内での意志疎通は、単語のみのやりとりでも汲み取れるため、支障はさほどありませんでした。
5. 4歳半 - 5歳半(幼稚園年中)の特徴
成長した分、行動も大胆な部分が見られ、1学期は幼稚園での様子や療育先での様子に頭を抱えました。
言葉が出ない分、ストレスの出し方が奇声や不適切な行動として大胆に現れ始めた時期です。周りからは、自己主張が出来るようになった、成長の過程だと言われつつ、とてもしんどい時期でした。
(出来事)
- 夏休みや冬休みは、関東で特性のある子ども向けのサマースクールや、ウィンタースクールに参加
- 進学に向けて小学校を見て回ったり、情報を集める
- 引っ越しも視野に入れて考え始める
コミュニケーションが不自然で困ることも
言葉がパターン化していて、レパートリーが少なかったです。
人へ関わりたいという欲が少し芽生えたのか、同じ質問を何十回も繰り返すことがたくさんありました。応えるのに疲れ果てたことも・・。会話はなかなか発展していかずでした。
お友達との関わりに興味を示し始める
お友達に興味を示し、真似したい、一緒に関わりたい様子を見せ始めました。
ただ、関わり方が分からず、一方的に思っているだけで、少し距離を置いて見ている、もしくは近くで同じように遊ぶ程度。また、他の子がしていることを、自分も同じレベルでやりたい欲求も出てきました。
パニックになる。
成長して、お友達と同じようにやりたい、自分だって出来るようになりたい欲求が出てきた反面、それが不器用さや遅れから出来ないことにイライラし、言葉の変わりに態度でそのストレスをぶつけるようになりました。
例えば、「キーー」と奇声を上げてみたり、製作で作っているものをグシャグシャにしたり、物をわざと落としたり、壁をどんどん叩いたり・・。うまく行かない感情に注目してもらいたいための、不適切な行動が1~2学期までひたすら続きました。
先生との情報共有ややりとりは毎日のように続き、謝罪ばかりしていた気がします。この時期は相当悩みました。
これらの行動、小学校低学年まで続きましたが徐々に減っていき、小学校高学年では一切なくなりました。
不器用
工作や製作は、他のお友達が出来ているのに、自分が出来ないことに自信を失くしている様子でした。
思い通りに出来なくて、1学期~2学期にかけて造るものをぐしゃぐしゃにしてしまったり、道具をわざと落としたり投げたり、席を立ったり、やらなくても良いように回避しようとする姿の報告がありました。
「手伝って」や「できない」などの先生に助けを求める言葉もなかなか出ず、行動でイライラを表している様子で、2学期始めまでは個別で対応してもらっていることも多かったです。
>>【成長するとどうなる!?】手先が不器用、運動が不器用な子!発達障害!
嗅覚過敏
もともと匂いにちょっと敏感かな~と思っていましたが、日常生活に支障が出てくるように。工事現場の匂いがどうも辛いようで、立ち止まって歩けないなど事例が出てきました。
これは、小学生になるにつれさらに強く出ていった気がしますが、苦手な臭いは自分で回避するようになっています。
6. 5歳半 - 6歳半頃(幼稚園年長)の特徴
言葉もグンと成長した時期。ただ感情表現は相変わらず苦手で、思い通りに行かない時や、上手く出来ない時はパニックを起こすなどの行動で表現。
イライラとした態度や自暴自棄(工作でぐしゃぐしゃにしてしまうなど)になる様子が引き続き見られました。
また、お友達に興味を示し始めますが、関わりがとても不自然でトラブルもたくさんありきつい時期でした。
(出来事)
- 幼稚園転園、卒園
- 県外に引っ越し
同じ質問を何度も繰り返す
1学期の頃、同じ質問を何度も何度も繰り返していました。「あれは何?」同じ物を毎日何十回も聞いていました。私の方が、頭がおかしくなりそうなくらい。
私が同じ質問を娘に仕返すと、一旦止まるのですが、また時間を置いて聞いていました。言葉や会話のパターンを覚えて嬉しかったのかもしれないですね。でも、この繰り返し聞くことも、2学期あたりからはなくなっていきました。
感情が乱れると、不適切な行動で表現
製作は不器用なので相変わらず苦手な活動でした。
お友達のように出来ない、自分が思い描く通りにうまく作れないことに苛立ちがあるようなのですが、言葉で表現できず。よって、行動でイライラを表出させていました。
例を挙げると、制作物をぐしゃぐしゃにしてしまったり、道具を投げてしまったり、頻度は少ないですが近くにあったお友達のものを衝動的にぐしゃぐしゃにしてしまったりととにかく頭を抱える報告がありました。
また、感情が乱れると、イライラして教室内を奇声を上げながら歩き回るとか、教室から出て行くという行動もありました。
不器用
自分の思い描いたものが、うまく作れないことに苛立つ姿がとても目立ちました。上記でお話した通りです。
お友達を意識し始めた分、他のお友達のように作りたい、お友達のものと比べてうまく出来ないというジレンマが見られました。
お友達に興味を示し始めるも関わりが不自然
お友達に興味を示して、特定の子と仲良くなりたい、遊びたいという気持ちが出始めました。大きな成長なのですが、これがまた大変。
そのお友達の興味を引こうと、自分が好きな感覚刺激(タッピング)をその子に繰り返してしまったり(嫌がるのに)、仲間に入れてもらえないことに苛立ちを感じてそのお友達が遊んでいるおもちゃを投げてしまったり、言葉の遅れがある分言葉で表現できず、色々なことがありました。
気持ちはとても分かるけれど、行動がNG、そんなことが多く、母として本当に頭を抱えた1年でした。
嗅覚過敏
以前にも増して、匂いに敏感になるように。
焼いた匂いが辛くなり、色々なお店に行けず、匂いのあるお店の通りも歩けなくなりました。園でも、苦手な給食の日は匂いから教室に入れないことも!
今でもバーベキューは大嫌い。焼いた匂いに敏感でBBQの匂いを感じると、外に出たがらないほどです。
以上が、「娘の特徴まとめ」でした!
悩んでいる時は、時が止まっているようで、先が見えずに本当にノイローゼ気味だった気がします。でも、振り返ると確実に成長していて、出来ることが増えていたり、前に困っていたことは改善されていたりすることに気づきます。
娘が成長し、あんなに悩み、苦しかった乳幼児の頃が懐かしく思える今、同じことでずっと苦しむことはなく、必ず成長し、問題行動も薄れていきます。