おままごとグッズ

娘の発達障害(自閉症)を疑った際、ネット上で色々と特徴について情報を集めていると、「ごっこ遊びをしない」というものがありました。他にも色々な特徴が挙げられていて、それに娘が当てはまるのか当てはまらないのか一喜一憂していたのを覚えています。「この特徴に当てはまらないから発達障害ではないかも」と、どこかすがりたい気持ちで眺めていたのを覚えています。

でも後になって、それらの特徴はあくまで目安でしかなく、「発達障害や自閉症と診断されても、子どもそれぞれ特徴が違う」ということを肌で感じる事態が起きます。

というのも、娘は、「ごっこ遊び」をするからです。

発達障害でも、自閉症でも、ごっこ遊びをする子はいる!

こどもたち

娘は発達が遅れていたので、未就園児の頃はあまり「おままごと」のようなごっこ遊びはしなかったのですが、幼稚園に入園すると、物を人に見立てて遊び出しました。幼稚園で起きたことを、再現しているようで、人形ではありませんでしたが、物を先生と園児に分けて、互いに話しかけたりやりとりしていたのです。まさにごっこ遊び。

それを見て脳裏をよぎったのは、「あれ、発達障害って言われたけど、誤診なんじゃ!?」ということ。一瞬よぎっただけで済みましたが、ネット上の特徴1つを取って、「発達障害かどうか」を判断するのはとてもリスキーです。

というのも、小学生になりどんどんと成長する娘を見ていると、やはり特性を抱えているのは確信していますが、専門書籍などに記載されている特徴に当てはまらないもが結構あるのです。

だかこそ、伝えたいのは、特徴にこだわらない方が良いということ。ネット上や、一般書籍にある発達障害や自閉症スぺクトラムの特徴はあくまで目安と捉えるのがオススメです。

特徴にこだわるよりは、日常生活や集団生活に支障があるのかに注目しておく方が有効だと感じます。実際の生活で支障があるのであれば、何か特性を持っているのではと疑い、相談に繋げ、支援をする方法を考えるというのがオススメです。

ということで結論からいうと、「ごっこ遊びをするから=発達障害(自閉症)じゃない」とはならないということになります。我が家の例でいうと、達障害の特徴に合致していないものも多くあります。人それぞれ、まさにその通りで、診断名はあくまで目安。

発達障害(自閉症)の特徴に沿って、発達障害(自閉症)かどうか判断するのではなく、生活に支障があるかないかという点に注目してみましょう。

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