紙飛行機

小さい頃は『大人しくてうらやましい』と言われていた娘が、入園してから真逆に豹変!突如として、多動傾向が出始めて、親として慌てふためきました!本当に大変だった・・トホホ。何度泣いたことか・・!

そんな娘ですが、幼稚園の頃から下記のことが目について、悩んできました!

授業中じっとしていられない!集中が切れてしまう!姿勢を維持できない!姿勢が悪い!

でもね、これって発達障害だからこその理由があるということを先日改めて理解しました!ということで、今回は下記の内容についてまとめておこうかなと思います!

娘の授業態度について

くまと困り顔

幼稚園の頃は、苦手な活動の時は特にじっとしていられず、教室から出てしまうことが多々報告されていました。もうね、外に1人で勝手に出て行ってしまうこともあって、ヒヤヒヤしていました!

小学生になると、自分の興味のあることや、分かる授業ではずっと座れるようになりました!ただ、座れるといっても、低学年の頃はかろうじて授業中になんとか椅子に座っているという感じ!

姿勢は悪く、イスをガタガタ動かしたり、椅子の前足の部分を浮かしてユラユラしてみたり、ソワソワしたり、手足を動かしたり、どんどん後ろに座りながら椅子をずらしてみたり、傍(ハタ)から見れば、

『だらしない』、『ふざけている』、『集中力がない』、『姿勢が悪い』

という言葉がピッタリな態度ーーーーー!!ハイ、授業参観でも、もれなくこの態度で冷や汗びっしょりでーす。ヒーー!

幸い、学校や先生、保護者の方は娘の特性を理解してくださっているので、厳しく叱られたり、お叱りを受けることはないのがせめてもの救い。けれど、親である私が見ていても、つい『ふざけているのでは!?』と勘違いするほど、態度が非常に悪く見えます!

じっとしていられない理由とは!?

はてな

でもね、こういった”じっとしていられず、注意散漫になって手足を動かしてしまう”のには、発達障害を抱えているからこその理由があるのだと、下記の本と出会って改めて分かったんです。

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決して、『注意力や集中力がない』わけではなく、『怠けているわけでもない』んですよね!ただ、じっとできないのは、

感覚の情報が脳内で整理できていないから!

これは、交通整理されてない道路と同じ用なイメージなんだだそうです。大混乱状態!

もう少し専門的な言い方をすると、”前庭覚”というのが弱いのが理由。この本を読むと、”前庭覚”は、バランス感覚や平衡感覚と呼ばれていて、姿勢を保つのに必要な感覚なんだそう。その前庭覚が整っていれば、無意識に姿勢の維持が出来るらしいのですが、それが整っていない子だと、筋肉の調節がうまく出来ずに、姿勢や体勢が悪いことすら自分で気付けないのだそうです。

勉強

自分で体の感覚に気付けないということは、体の動きや刺激にもなかなか気づけない。そうなると、過剰に自分で刺激を入れようとして、それが落着きのない行動に繋がってしまうのだとか!

もうね、娘を診ていて、なんだかすごーーく納得してしまいました。本当にそんな感じ!

自分の体のイメージがついていなくて、娘は小さい頃から遊具でトンネルをくぐることとか、路駐されている車の脇を通るのが苦手だったんです。1車線がガランと空いているのにもかかわらず、『通れない!』と半泣き状態。全然通れる広さがあるのに、自分の体の大きさが分かっていなくて、通れないと思い込んでいたんですよね。

これらが、”じっとしていられない”理由!そして、この理由を理解することは出来るのですが、子供も、見ている親もしんどい状態なのでなんとかしたいですよね!

ということで、”家庭でできること、対処法など”について次は書いていきます。

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対処法、家庭で出来ること!

電球

この”じっとしていられない”状態には、体を動かすことが改善への道これが、対処法として下記の本にも記載されているのと、実際に我が家の経験上でもそう思います。

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上記の本には、それぞれの”困った事例”ごとに、どういう感覚遊びや運動遊びに取り組むことで、改善に繋げていくかが細かく記載されていて、家庭で実際に取り組むことが出来ます。

ただ、当然ながらすぐに解決する方法なんてなーーい!継続的に、遊びながら楽しく体を動かすことで、徐々に自分のボディイメージや、感覚の情報を整えていくことになります。

ちなみに我が家はこれを実感中。そもそも娘は、手先や運動が不器用で、公園に行くことすら家族で億劫になっていましたが、公園の遊具ってやっぱり自分のボディイメージを把握するのにとっても役立つんですよね。

なので、無理はする必要ないけれど、子供やご家族にとって居心地の良い公園や時間帯を見つけて、少しずつ遊んでみたり、お家に遊具を用意してみたり、と色々な遊具で遊べると良いのかなと思います。

ちなみに、我が娘、小学校の先生からも、授業の後の休み時間に、走ったり、めいっぱい体を動かすと次の授業で安定して座れると報告を受けています。なので、落着きのなさが目立つ場合、一旦休憩を入れて、体を動かすこと、オススメです!

まとめ

コーヒー

”じっとしていられない”ことや、”姿勢や態度の崩れ”を改善するための最も近道は、叱ることではなく、感覚の情報を整理すること!

そのためには、感覚遊びや、運動、体を動かすことが大事ということが分かりました!それでは、また!

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