ショック

幼稚園や保育園から子どもの様子を伝えられ、「加配をつけたい」、「補助の先生をつけたい」と言われるとき、とてもショックを受けたのを覚えています。我が家の場合、すでに特性があると分かっていたのにも関わらずショックだったんですよね。

「他の子と違う」「特別」というレッテルを貼られた気がして、普通級も視野に入れていた我が家としては先が見えなくなった感覚に陥りました。特性があると分かっていたのだから、想定内ではあったはずなのにズドーンと心が落ちましたね。

でもこういった感情が湧くのは当然なんですよね。やっぱりショックです。自然と湧き起こる感情に一切の罪はありません。人によっては、ショックから怒りに変わることだってあると思います。

でもそんな感情も、とある考えにたどり着いたことでプラスの感情へと変化していきました。すっと肩の荷がおりたんですよね。全ての人が同じように心が癒えるわけではないけれど、一人でも救われる人がいればと思い、共有しておきたいと思います。

「加配や補助の先生をつけたい」と言われてショック!気持ちを落ち着かせる考え方とは!?

四つ葉のクローバー

「加配をつけたい。」園からの申し出にとにかくショックが大きく、落ち込みましたね。それがまた年長の頃だったため、普通級の道は閉ざされた、そう思いました。(→結果的に途中で加配は不要になり、支援してもらいながら普通級に在籍することになりました。)でも、ふと次のような考えが浮かんだんです。

明らかに問題があるのに放置されて就学後に大変なのと、今幼児の内に問題を指摘されてアプローチできるのとどっちが良いの!?

ということ。私の場合、断然「今」の方が良かったんです。その方が、子どもも親も楽、そう判断できました。するとスッっと肩の荷が下りて、園に感謝の気持ちが湧いたんですよね。

園だって親に「加配をつけたい」と申し出るのは大変なことだと思います。それでも、申し出があるということは、よっぽどのこと。より良い保育や教育のために、その子の特性と向き合うことを選択している証(あかし)だと思えたんです。

逆にもしこれが、放置されていたらどうなるのか。親は園の様子を見ることはほとんどなく気づかずに就学。それから問題が起きて初めて親が認識する。そこからスタートというのは、私にとってはもっと苦しいと思えました。

そんなことから、「今指摘されて良かったじゃない」、そう思えてショックな気持ちも感謝の気持ちへと変わり、だんだんと心が癒えていきました。

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ショックな気持ちより怒りのが強い!どうしたらいい!?

はてな

怒りが湧いてしまうのは自然な感情なので、それ自体が悪いことは一切ありません。ただ、その怒りのままに行動してしまうと、後になって後悔することがあるかもしれないので、一旦落ち着いて対策を練ることがオススメです。

実際になぜ「怒り」の感情が湧いたのかというと、「そんなはずはない」と園の判断や対応に少なからず不信感を抱いているからではないでしょうか。

そんな時は冷静に「なぜ加配が必要なのか」、園側に具体的な理由を聞くことをオススメします。場合によっては、園に見学させてもらうのも良いですよね。そうすることで、事実を知り、課題があると分かれば園側の判断に納得するはずですし、就学に向けての支援へ繋げることが出来ると思います。逆に、加配が必要ないと思うようであれば、園側に正直にお伝えして、交渉するというのもアリだと思います。

注意するのは感情的になりすぎないこと。感情的になりすぎると、重要な部分が見えなくなってしまうことがあります。怒りの気持ちは受け入れた上で、事実を確認してみましょう。

以上が、「幼稚園や保育園から加配が必要と言われてショック!気持ちを落ち着かせる、考え方とは!?」でした。特性のある子の子育てはストレスで溢れがち、少しでもストレス軽減に繋がる情報を提供できれば嬉しく思います。

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