遊ぶ子供たち
娘は3歳半に、転勤先の信越地方で発達障害と診断されました。生後間もなく信越地方に移り、幼稚園の年中までを信越地方で過ごしました!

娘の場合は、知的にはボーダーの枠に入り、療育手帳の発行は対象外と言われるタイプで、カテゴリー分けをするのであれば、軽度発達障害という枠に該当します。

娘が軽度発達障害だからか、それとも周りにカミングアウトしてなかったからかは、分かりませんが療育に関する情報があまりなかったんですよね。なので、信越地方にまつわる情報も足跡を残しておこうと思います!今回は、”療育”について!

信越地方での療育事情!信越地方の発達障害の療育ってどう!?

当時、娘の福祉担当の方から、”信越地方は発達障害にまつわる対応や環境整備が遅れている”と聞いていました、上越の方が環境整備が良いのだとか!

現在は首都圏に移り住んでいることもあって、客観的に見られるのですが、発達障害への対応や周りの周知、環境整備などに関して言えば、確かに全体的には大分遅れていると感じます。ただ、幼稚園だったり、保育園、小学校に関して言えば、先生個人によって大分環境整備は変わるので、なんとも言えないところ。

ただ、療育に限って言えば、下記の通り。

------

------

1つずつ、説明していきますね。

チェック ”民間の療育施設が圧倒的に少ない” = ”療育サービスや施設を選択できない”

娘が年少の頃は、信越地方で民間療育施設って聞いたことがなかったんですよね。軽度発達障害の枠に入る娘が受けられた療育といえば、信越地方の当時”幼児ことばとこころの相談センター”という施設で行っていた療育。2ヵ月に1度、1時間。少ないな・・と感じていたものの、首都圏でも県や市の療育となると、同じような感じのところも多いみたい。

担当の臨床心理士の先生も、1人で100名を担当しているみたいで、とても手が回らないとおっしゃっていました。なので、年中の頃に、年長になると2ヵ月1回の療育すら厳しい、電話での相談のみになる旨伝えられていました。

ただ、年中になった頃に民間療育施設が、2か所くらい一気に出来て、我が家は1か所に通っていましたが、2箇所だったので”療育を選ぶ”という感覚はなかったですね。首都圏だと、民間療育施設が多数あり、塾形式のところもあれば、体育メイン、ソーシャルスキルと学習を合わせた療育、集団に慣れる目的の療育、個別療育、など、様々あって、人気の所は予約待ちもありますが、選ぶということが可能。

選べることで何が良いかというと、集団の場合ですが子供の状況によって、出来ること出来ないことって異なってくるんですよね。そう考えると、同じくらいの知的レベルだったり、状況の子と集団の方が一緒に活動に参加しやすい感じがします。そういった意味で、療育を選べると良いんですよね。

なので、我が家が信越地方で通っていた民間療育施設1か所では、集団での活動を希望して入りましたが、同じ程度、似通った状況のお子さんがあまりおらず、結局は個別療育として通っていました。

ただ、今調べると、信越地方でも民家療育の施設は多少は増えているみたい!なので、今後に期待したいところですね!

入園前までの療育は手厚い

園児

当時は、入園前の1年間、地域の支援センターで発達が気になる子供を一緒に見守っていくというようなプログラムが週に1回2時間程度あって、そのプログラムに参加出来ていました。

今は、プログラム内容自体変わっているかもしれませんが、発達相談員さんが、定期的に来ていて相談できたり、困った子どもの行動を個別に相談できたりする機会がとにかく多く、今でもすごく手厚かった印象があります。

あんなに個別に相談できたのは、珍しいかも!

市や県などの自治体が提供する療育は受けられたらラッキー

さきほど同様、信越地方では当時”幼児ことばとこころの相談センター”というところがあって、入園後は2ヵ月に1回、1時間の療育を受けさせていただきました!ただ、相談者や通所される方が年々増えているということで、対応が難しくなったようで、年長になる頃は電話相談のみになるということを伝えられていました。

なので、市や県、自治体で提供する療育サービスを受けられたらラッキーという感覚で居ると良いかな感じます。

言語の療育はとても優れている!

病院

信越地方の南区、大通病院というところに、小児言語リハビリテーション科というものがあり、言語リハビリを受けていました。言語聴覚士さんが子供に特化した療育を行ってくれるところなんですが、2週間に1回1時間。これって、特別だったんだ!と首都圏に移って分かりました。

そもそも、子供に特化した言語聴覚士さんが少なく、軽度発達障害の枠に入る娘が受けられるものって、ないんですよね。結局、継続した方が良いと言われたものの、継続できる場所が見つからずにいます。だから、軽度発達障害の子でも受けられる言語リハビリがあることって、とても貴重だと感じますね!


 

以上が、我が家が経験した、”信越地方の療育事情、まとめ”でした!

信越地方も、いくつか私の知らない療育施設が増えているんですよね、なのでこれからどんどん、増えていくはず。そして、環境自体も、発達障害の持っているお母さんが明るく話せる環境が訪れることを願っています。

それでは、また!

おすすめの記事