三輪車

手先や運動機能に不器用さがあった娘ですが、三輪車でもつまずきがありました。他の小さいお子さんが三輪車を乗り回している様子に、娘にも三輪車をと思い買ってみたものの、ただちょこんと乗るだけで全く動かそうともしない。

そんな娘の様子に「なんで、動かさないの!?」「興味がないの!?」と苛立ちさえ感じましたが、今になって振り返ると、娘の場合は、三輪車を操れるほどの機能が発達していないことに加えて、三輪車を漕ぐための体の使い方が分からなかったのだと分かります。

あまりにも乗れないので「乗れなくてもしょうがないか・・」そう思っていた時に、体育を専門とする先生から、

手先や運動機能が不器用な子でも乗りやすい三輪車があって、それで練習すると乗れる確率が高いですよ!

と教えていただいたんです。

それでも、半信半疑で心の中では、「うちの子は無理だな。」と諦めの境地でした。でもなんと、その三輪車に乗せてみたら、漕げました。もう、感動しましたね。楽しそうに三輪車を乗り回すようになったんです。

我が子は発達障害を抱えていますが、健常のお子さんでも運動が苦手なお子さんや不器用なお子さんっていますよね。三輪車を含む、乗り物系が苦手なお子さんもいると思います。

でも、もしかしたらそんなお子さんでも、三輪車を楽しめる可能性があるかもしれない、そんな思いから我が家の経験を踏まえてまとめておこうと思います。

手先や運動機能が不器用な子でも乗れる三輪車とは!?

空にハテナ

体育専門の先生のお話しに驚きつつ、4歳半が過ぎた夏、その場にあったその三輪車を使わせてもらったら、その日の内に乗れるようになりました。開いた口が塞がらないとはまさにそんな状態でした。「本当にこんなことあるんだ!」という驚きと感動の記憶が鮮明に残っています。

その三輪車は下記の「ラジオフライヤー(RADIO FLYER)」というブランドの三輪車で、使っていたのはクラシックというタイプです。

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この三輪車にしたら乗れました!

この三輪車、ペダルがハンドルよりも前方に漕ぐようになっているのですが、それがキーポイントなんだそうです。運動機能に不器用さがあるお子さんの場合、漕ぐということが難しいらしく、ペダルがハンドルの真下にあって下に漕ぐのが大変ということを知りました。

三輪車、練習のコツ、秘訣とは!?

練習のコツを挙げるとすれば、最初は子供を乗せて親がひたすら押してあげること。まずは乗る楽しさを経験させるのが重要でした。

なので、最初は教えることはしません。これは、その体育の先生にアドバイスいただいたことなんですが、このアドバイスを実行するには親側に忍耐がいるんですよね。トホホ すぐ教えたくなりますが、それをぐっと我慢します。

そんな風に乗るのを楽しんでいる内に子供がペダルに足を乗せると、「あれ、回ってる!」と自然と漕ぐ経験を積むことが出来るというカラクリです。

そしてなんと!この三輪車でしばらく練習した後に、今度は、補助輪付きの自転車を購入して乗せてみたところ、なんと乗れるようになりました。

ただ、サイクリングを楽しむようになるまでにはまあ大変でしたが、無事、自転車も楽しめています。自転車に関しては別記事でまとめていますので、気になる方はどうぞ。

>>発達障害、自転車に乗れない!自転車に乗れるようになった道のり!秘訣とは!?

以上が、「我が家の三輪車が乗れるようになった体験談」でした。

お子さんによって合う合わないもあるので、どんなお子さんでもこの三輪車で乗れるという断言はできませんが、三輪車に乗りたいのに乗れなくて苦しい思いをしてるお子さんには、一見の価値ありです。

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