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娘は、3歳半の時に転勤先の信越地方で発達障害(自閉症スペクトラム、高機能自閉症)と診断されました。

診察・診断を受けるにあたっては、とにかく迷いがあって、娘の将来に不都合が出るんじゃないか、娘の人生に何かあったらどうしよう・・と、不安がとても大きかったんですよね。

ということで、診察・診断については、いろいろな視点から足跡を残しています!今回は、『発達障害と診断されて何が変わったのか』、まとめておこうと思います!

発達障害と診断を受けて、何が変わった!?変わったこと、まとめ!

四葉のクローバー

結果から言うと、劇的に変わったことと言えば、身内が診断を受けたことで理解をするようになったこと!これは、診断を受けてとても良かったこと!逆に、デメリットというデメリットはあまり起きませんでした。

ただ、診断書を教育機関に提出しているので、娘の診断名が第三者に知れ渡る以上、それが他に漏れるという可能性はなきにしもあらずですが、我が家は結局、周りにカミングアウトしているのであまり影響はなく。知らない人が、診断名を知っていたということも、今のところ一度もないです!

---診断を受けて変わったこと、一覧---

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1つずつ、簡単に説明していきますね!

受給者証を発行してもらえた

受給者証とは、福祉サービスや医療サービスを利用するために住んでいる地域が出してくれる証明書のこと。診断書があることで、この受給者証を発行してもらえることができたんです。

この受給者証があると、民間療育(児童発達支援や放課後等デイサービスなど提供している施設の利用)を確か1割負担で利用させていただくことが出来ました。こればかりは、経済的に本当に助かったことでしたね!

幼稚園に診断書を提出することで、診断名が公になった

先生と生徒

幼稚園に診断書を提出したことで、娘が困難を抱えていることや、時によってサポートが必要であることを分かりやすく伝えることができました。先生方も、医師からの診断名や、客観的な立場で書かれた娘の状況を知ることで対応に目処がつけやすく、助かるという言葉を頂けました。

また、診断書を提出することによって、園側も自治体や都道府県から補助金申請を行うことが出来るというメリットがあるので、親側としても少しばかりか安心して任せることが出来た気がします。

パパが、発達障害を理解をするきっかけになった

笑顔の家族

我が家は、当初、母以外は誰も娘が発達障害を抱えていることを理解しようとしなかったんですよね。私一人が必死になっている状態。逆に、私が発達障害を疑い、療育先を探していることに反対されていました。

でも、こんな状況、母としては辛い!自分だって受け入れるのに必死で、分からないことに不安だらけ。誰かしら理解してくれる人が近くに居ると大分違います。なので、医師から診断されたということをパパが重く受け止め、娘の発達障害を理解するきっかけになったことは、1番の変化でしたね。

理解しようとしなかった身内が発達障害であることに理解を示すようになった

パパと同じ様に、自分の両親も娘の発達障害を疑った私に批判が殺到、理解どころかそういう見解に大反対だったんです。

でも、知識を持った医師から診断されたことを知ると、急に理解をしようと変わり始めました。

診断名を通して、娘を見てしまう時がある

くまと困り顔

診断名が先行きして、発達障害だから、こうなんだ。というような理解をしてしまう時がある気がします。例えば、食べ物で少し好き嫌いをしただけで、味覚障害がある、食べ物にこだわりがあるからという言われ方をしてしまったり、発達障害だからできない、と決めつけてしまったり。

そんな捉え方を親もしてしまいそうになり、周りもそうしてしまう傾向は少なからずあるので、こればかりは注意が必要かなと。出来ないと思うことが、やり方次第でできるようになったこともあるので、子供本人を見ること、診断を受けたからこそ大事にしたいなと思います。


 

以上が、”発達障害と診断を受けて、変わったことまとめ!”でした。

娘の場合、当時、知的な遅れがさほどない(ボーダー、グレーゾーン)ということから、その頃住んでいた信越地方では療育手帳は対象外と言われていました。ただ、これは自治体によって全く違って、知的にボーダーのお子さんでもIQ90以下で診断書があれば、療育手帳を取れることもあります。

なので、住んでいる地域やお子さんの状況によっては、診断後に変わったことの中に、”療育手帳がとれた”という項目が追加で入るかも!療育手帳が取れると、福祉サービスを受けられたり、各種割引が受けられたりでメリットも多数あるかと思います。

今後も診察・診断については、情報を足していこうと思っています!それでは、また!

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