今回は、これまでの経験から、”療育の種類”について簡単にまとめておこうと思います!
療育の種類は地域によって大分差があるんですよね!我が家が地方に住んでいた頃は、療育を選べませんでした!利用できる施設数が全然なかったんです。特に軽度発達障害というカテゴリーに属すお子さんが通う施設はほとんどありませんでした。
一方で、関東になると、療育がたくさんあって選ぶ必要が出てくるほど。
療育を選べる環境にない方は、色々な種類があるのだと知るために、そして選べる環境にある方は、選ぶ上での参考になれば幸いです!
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療育って色々あるの!?療育の種類!
療育の種類、これまでの経験上、おおまかに下記のようなタイプに分けることができます。それぞれの特徴を簡単にまとめておきます。
---療育の種類一覧---
1. 療育内容
2. 参加条件
3. 利用条件
4. 療育期間
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1. 療育内容
遊びメイン
このタイプの療育施設は、”遊び”がメイン。地域の公的な療育機関は大体が、この遊びメインの療育かなと思います。
どの療育施設も、スケジュールはある程度決まっているところが多いと思いますが、子供の「楽しい!」、「また来たい!」という意欲と共に、遊びを通して生活の適応力や運動機能の向上を促せるようになっているはず!
塾・習い事感覚
このタイプは民間の療育施設に多いですね!特色を付けて療育を行っている療育施設。親としても療育に通いながら習い事をさせているような感覚です。
例えば、アート活動を取り入れていたり、専門の先生が運動や体育を教えてくれるところ、塾のような感覚でプリント学習を取り入れているところ、言語トレーニングを行ってくれるところ、知的開発をコンセプトにしているところ・・など。
関東では、幼児の頃からこのような民間療育機関が多数あります!
『普通の習い事はちょっと・・』と躊躇している親御さんにとっては、安心して通わせられるのでとても魅力的なんですよね!余暇活動を充実させたい、子供の興味あるものを伸ばしたい、お勉強を少しずつ進めたいというような目的がある場合にはとても魅力的!
ただ、特色がある分、人気の施設はすぐにいっぱいになるなど、激戦の場合も!また、このタイプの療育施設は、地域の公の機関が紹介してくれるということはあまりなく、自ら探す必要があります。
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2. 参加条件
集団
複数の子供で療育を受けるタイプ。お友達からの刺激や、お友達との関わりを増やしたいというような場合に選ばれる方が多いです。
集団の場合は、子供だけではなく、親も同じ境遇の親御さんとお話する機会に恵まれるはず。
個別
専門家の先生と1対1で行うタイプの療育!
療育内容の関係で(言語系や運動機能など)1対1の方が良いという場合や、お子さん自身が個別の方が安心して通ったり参加したりできる場合、個別を選ぶ方が多いです。
個別療育は、専門家の先生と1対1でじっくり取り組めるので、親の疑問を先生に質問できる機会が増えますし、先生からのアドバイスやフィードバックも丁寧に受けることができます。
3. 利用条件
親同伴
子供が療育を受ける際に、親同伴で参加するタイプ!
療育内容を実際に体験することが出来るので、子供に対してどう接したら良いのか、家庭ではどんな取り組みが出来るのかを知ることが出来る大きなメリットがあります!
一方で、子供とずっと一緒な分、時間的にも体力的にも大変な側面が!
不思議なんですが、地方に居た頃(子供が幼児の頃)は、全部この利用条件の施設でした!一方で関東の場合は、幼児でも子供のみ参加の療育施設の方が多い気がします。
子供のみ
療育は子供のみで参加するタイプ!
親としては預ける感覚なので、働いているママさんにとっては本当に助かるはず。さらに、子供と少しの時間でも離れることで、親としてもリフレッシュできる時間が増えます。一方で、どんな療育が行われているかが分からない側面も!
ただ、そんな側面をカバーする施設も多数存在します!例えば、実際に親は療育に参加しないけれど、別室のモニター越しに見れるとか、マジックミラー越しに子供の様子を見れる施設があります。我が家は子供が幼児の頃は、このタイプの施設利用が多かったですね!
通信
これは家庭内療育ですね!
四谷学院で通信療育講座というものがあり、教材などが届き、家庭内で親子で取り組む療育になります。普段の生活の中で療育を行えるので、無駄な時間を使う必要がなくとっても便利!
>>【発達障害&家庭内療育】四谷学院の通信療育講座のクチコミ!メリット・デメリットとは!?
さらに、仕事をされていて療育先への送り迎えが難しい方、地方にお住まいの方で療育施設がない方、療育回数を増やしたい方にとっては、家庭で出来るのでとても助かるはず。
一方で、自分の子供と向き合う忍耐が必要!ウムム~笑
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4. 療育期間
短期
療育というと、定期的に通所するという感覚がありますが、実は短期プログラムというのも存在します!
関東には、夏休みなどの子供の長期休暇中に、短期プログラムを開催している療育機関が多数あって、休暇中の子供の余暇活動としてや、地方に住んでいる方が療育回数を増やすという目的で参加できます。
我が家も地方に住んでいる頃にこういった短期プログラムに参加したことで人生が変わってしまったほど。
今でも長期休暇中の余暇活動として、様々なプログラムに参加しています!
長期(定期的)
療育に通うというと、この長期のイメージが一般的ですね!通う日数や曜日が決まっていて、特定の日に通うタイプの療育!
長期タイプは、新しい環境が苦手なお子さんでも徐々に慣れていくことが出来、一緒に通うお友達や保護者、先生との関係性も深まりやすいです。
以上が、『療育の種類』でした!
まとめ
地域によって異なりますが、療育は様々な種類があります。
我が家は色々なタイプを組み合わせて参加していましたが、そこで出会う先生や保護者の方との情報交換が今に繋がっている気がします。
それでは、また!