我が家、療育選びで失敗した経験があります。療育選びの失敗とは、
- 「療育に通ってさらに子供の状態が悪化してしまう、パニックが増えた」
- 「子供がさらに混乱してしまう」
- 「親が追いつめられてしまう」
こんなこと。
地域にもよりますが、療育施設が多数ある地域だと療育を選ぶ必要がでてきます。
そんな多数の療育の中から、親が良いと思える療育を選び、通わせていたのですが、療育選びで大事な1点を考慮し忘れていたことに、失敗してから気づきました。
”頑張るタイプの子”は、頑張る必要のある療育だと潰れてしまう可能性がある!
療育選びで、1点考慮するのを忘れていた大事なこととは、”子供のタイプ”でした。
我が家は療育を選ぶ際、(たくさんの療育がある地域にその頃は居たので)親が療育で何を求めているか、療育の目的を考えて、それに合致した療育を選んでいました。
例えば、娘が幼児の頃、小学校への入学を考えて少しでも勉強や小学校生活をスムーズに送れるようにと、学習系の療育を選んだことがあります!いわゆる、座学でお勉強というような活動が入っている療育!
お勉強が好き、座って遊ぶのが好き!というお子さんなら良かったはずですが、我が子の場合は、手先が不器用、お絵かきも苦手、工作も苦手というタイプ。さらにじっと長い間座るということが娘にとっては難しく、ハードルが高かったんです。
そんなことは、娘の園での様子を見ていれば分かってはいて、だからこそ苦手な場面で、少しでも娘が不適切な行動ではなく、適切なかたちで対処できるようになって欲しい願いから、座学で教育系の療育を選んだのですが・・・
というのも、娘は”頑張りやさん”と周りから言われていたんです。マイペースで周りを気にしないタイプではなく、周りのお友達と自分を比べて、なんとか頑張りたいと思うけれど、うまく出来ずに挫折するタイプ。
なので、幼稚園でも必至に頑張るタイプ!皆と同じようにしようとしたいと自分なりに必至に頑張るものの、その過程でうまく行かずに不適切な行動が出てしまうという流れにすっかりハマっておりました!あちゃー!
そんな頑張っている中、我が家が選んだ療育は、さらに頑張ることを要求される教育系の療育機関!園でものすごく頑張って、療育でも頑張らなきゃいけない・・
頑張ることが常に要求されるような、日々になっていたことに後になって気づきました。
そうなると、当然ながら娘の負担が大きくて、自信も失くなり、下記のようなことが生じます。子供も荒れるから、親もどんどんしんどくなる!
- 「療育に通ってさらに子供の状態が悪化してしまう、パニックが増えた」
- 「子供がさらに混乱してしまう」
- 「親が追いつめられてしまう」
親子できついのに、なかなか気づかないので、しんどい状態がずーーっと続きました!→自業自得・・トホホ
そして大分時が経って、限界を超えたあたりでふと疑問を抱くように!
『このままだと子供の心が潰れるんじゃ・・』
こんな思いが頭の中でぐるぐる回るように!それくらい、追いつめられていたということ。
そして思い切って頑張らなきゃいけない療育を辞めることに!丁度小学校入学を期に辞めたので、入学後は、娘の心のリハビリも兼ねて、自由に遊び活動できる放課後等デイサービスを利用することに!
そうしたらね、成長も相まってか、学校は頑張る所、家庭や児童デイではリラックスの場という感じで、バランスが取れるようになり、不適切な行動もグンと減り、ものすごーーく落ち着きました。さらに、好きなことを通して色々なことがグーーーーーンと伸びた気がします。
こんなことを思ったほど!
頑張るタイプの子は、必要以上に頑張ることを要求される療育は心が危ない。
そんなことを失敗から学んだ気がします!
まとめ
我が家の失敗した療育選びとは、親の目的ばかりで、”子供のタイプ”を考慮しなかったこと。
頑張るタイプの子の場合、必要以上に頑張ることを要求される療育は心が危ない。
そう学びました!それでは、また!