我が家の娘の場合は、結果的にインクルーシブ教育を行っている、私学への入学を決めたのですが、小学校探しは年中くらいから始めました。
というのも、小学校によって発達障害の子供に対する環境が異なるという話を、先輩ママさん方から聞いていたので、良い環境への引っ越しも考えていたんですよね。
となると、どこの小学校ならば環境が良いのかを知る必要があって、よく様々な学校行事に足を運んでいました!
ということで、我が家が学校探す上で、どんなことをしたか、足跡を残しておこうと思います!
小学校探しの足跡!
具体的には、下記のようなことをしていました!1つずつ、簡単に説明していきますね!
---目次---
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1.学区内の小学校の運動会見学、情報を入手
まずは、年少の頃にその時住んでいた信越地方の学区の小学校の運動会を見に行くことにしました。オープンな運動会で、誰もが入ることが出来たので、どんな雰囲気なのか、支援級に在籍の生徒さんがどのように参加しているのかを見られればという思いでした。
また、地域の小学校に通っている、近所のお母様に、その小学校の評判を聞いていましたね。その小学校は、教室の壁というか仕切りがない小学校で、オープン。隣の教室の授業が聞こえてくるらしく、その中でも集中するという、能力が求められるということを聞きました。
聴覚過敏や、注意散漫がちになってしまう我が子には、向かないかもしれない・・、早々にそう感じたことを覚えています。
2.学区外の小学校の運動会見学、公開イベントに足を運ぶ
1.の見学で不安を覚えてこともあって、他の小学校も見てみようと思ったんですよね!年少の頃から学区外の近場の小学校の運動会や公開イベント(運動会、文化祭や、地域交流会、作品展など)の日程を調べて、予定が合うところに順に足を運んで見ることにしました!
そうしたら、小学校によって雰囲気や環境が全然違う!学校内を見てみて回れる時は、支援級の教室なども見ることが出来て、学校の中に視覚支援があって、手の洗い方やうがいの仕方などを絵で表示している学校があったり、全く何もなかったり、もう学校によって様々!
『学校によって、発達障害の子の受け入れ環境に差があるって本当なんだ・・』そう実感しましたね!
力を入れている学校は、学校全体で力を入れている印象があって、整備されているような感覚がありました!
3.県外の小学校の運動会や公開イベントに足を運ぶ
転勤先の信越地方で、当時は療育施設を選択することが出来ず、もっと親としても子供の対応の仕方などを学びたかったので、長期休暇の際は東京の短期療育プログラムに参加していたんです。
その際に全国から集まるお母様方から、首都圏が、全国でも発達障害の子供に対する受け入れ環境や教育環境が優れているという噂を聞いたのと、発達障害の子を受け入れてくれる私学があることも知りました。我が家はたまたま、実家が首都圏ということもあって、首都圏の小学校や私学がどんな雰囲気なのか見てみたくなったんです。
「じゃぁ、見に行ってみよう!」ということで、ネットで首都圏の居住したい地域の小学校を検索し、運動会や公開行事の日程を調べることにしました!日程が分からなければ、小学校に直接電話もかけて聞きました!その時の対応も、面倒くさそうな学校、丁寧に対応して下さる小学校、学校によってまったく異なっていて興味深かったです。
首都圏の場合は、”学校に行こう週間”という行事や、”オープンデー”というような、地域に学校内を公開しているイベントがあって、その時に的を絞って、夫婦で歩いて回りました。逆に首都圏の場合、運動会は通学生の関係者以外は入れない小学校が圧倒的に多かったですね!
結果的に、学校に関しては、信越地方での小学校同様に、学校によって大分差があって、力を入れている学校は全教室に発達障害の子供でも分かりやすいように視覚支援がある学校もありました!環境に差があるというより、先生に差があるかもしれない・・、そして、先生に差があるということは、先生の転勤によってガラリと環境がかわる可能性もあるだろうな、そんな思いも頭の中に浮かびました。
4.私学の見学、説明会参加
発達障害の子を受け入れてくれる私学があると聞いて、受け入れてくれる私学を探しました!療育先で一緒だった先輩ママさんに聞いたりして、口コミを調べたり。結果的に、2校見学や説明会などに参加しました。
どちらの学校もインクルーシブ教育で、全教室に視覚支援があったり、少人数で手厚い支援が在学する限り継続されることが分かりました。後は、授業料の問題、やはり公立に比べると出費がいたい・・。また、先生により多少の指導の差があることは、公立と変わらないところ、退職されない限り先生の転勤がないのはメリットかなと感じましたね!
以上が、”発達障害の子の小学校探し、就学までにしたこと!まとめ!”でした!
我が家は夫婦共にとても慎重なタイプなんですよね。「まぁ、なんとかなるさー!」と思えれば良いのですが、なかなかそれで安心できないタイプ、様々な情報を調べて結論を出すということを好むので、たくさんの小学校にたくさん足を運ぶことに!
結果的に首都圏の私学の就学を望み、首都圏に転居することにしたのですが・・!
その選択肢が正しかったかどうかは、娘が大人になってからでないと分からないのだと思います!ただ、納得して選ぶことが、我が家にとっては大事だったのだと思います。
それでは、また!