
1人で居ることを好む娘を見ていて、度々湧き上がる疑問に悩まされていた時期がありました。
「同年代のお友達と遊ばせなくて良いのだろうか・・・」
娘は、もともと同年代の女子との関わりが苦手、手を繋いで行動すること、合わせることが好きではないので、誘われてもいつのまにか一人離れて、遊ぶタイプ。
そして、女子が興味を持つであろう、おままごとやアニメ(プリキュア、ディズニーなど)、人形なども興味がないので、共通の話題も乏しく・・。
そんな一人を好む娘を見ていて、
「私(母)が遊ばせないから、子供の言葉や社交性に遅れがあるのかも・・」
と、なんとなく罪悪感や責任感が芽生えてしまって、思い切って、医師に聞いてみたことがありました。
『子供が1人を好むなら、1人で居る空間を守ってあげた方が良い!』

そんな疑問を、担当医に質問をしたら、こんな言葉が返ってきました。
「子供が1人を好むなら、1人で居る空間を守ってあげてください」
幼稚園や小学校で、嫌でも他のお友達との共同生活をするわけで、そこですでに頑張っているのだから、せめてお家だけでも1人で居られる空間を守ってあげて下さいとのこと。
「幼稚園や小学校は、お友達と触れ合う刺激的な時間。お家では、1人でゆっくり遊びながら、安心感と安定感を持てる時間、というようにメリハリが合って良いじゃない」
そんな風にアドバイスをもらったんです。逆に、幼稚園や小学校でも頑張ってて、帰ってきても苦手なことを頑張らなくちゃいけないと、休まる場所がないんですよね。
医師にそう言ってもらえたことで、なんだか「我が家はこれで良いんだ・・」、「私のせいじゃないんだ・・」と正直ホッとしたのを覚えています。
不得意なことをいくら頑張ったって、結局平均点に行くか行かないか。それであれば、好きなこと得意なことをどんどんさせた方が、様々な面で良い成果が効果が出てくるはず。
分かっていたはずなのについ忘れてしまうんですよね。きっと自分の子供の時の記憶と、子供はこうあるべきというような固定概念に縛られてしまう時があって、柔軟性に欠けてしまうんだと思います。そして、そんな時は、私(母)自身の生活が楽しめていない時期でもある気がします。
さらに、「〇〇した方が良いんじゃないか・・」よりも、「どうやって娘との生活を楽しむか」という点にフォーカスした方が気持ちが前向きになります。言葉がけ、とても大事。
ということで、我が家の場合は、お家でたっぷり遊んでいます!逆にこれにも努力が必要!一人で居ることを守ってあげるということは意外と大変だったりします。ヒーーー!
まずは、安心感と安定感、根付かせられるように優先しています。
それでは、また!











