夕日が沈む海

我が家の娘、赤ちゃんの頃から身内以外の人に懐かず、人への関心も薄かったので4歳くらいまでは、お友達との関わりはほとんどありませんでした!なんとなーく集団の中に居る感じで、1人で遊んでいることが多かったです。

なので、お友達同士の喧嘩や、おもちゃの取り合い、女子同士のいざこざとも無縁でずっと来ていたのですが、年中ころから徐々に人への関心が深まりまして徐々に変化し・・・、年長で豹変・・ギャーーーーッ!笑

>>先生やお友達にちょっかいを出す!ダメと分かっていることをする!原因&対処法!

1人遊びが多いことに悩み、周りを見て寂しさを感じていた頃が懐かしいほど、頭を抱え悩みまくりました。「あぁ、お友達同士が関わるってこんなに大変なのね・・」と実感。本当に苦しかった!

我が家の場合は、言語も遅れていて、お友達と関わりたいけれどうまく関われないという状況が発生し、”お友達にちょっかい”を出し始めてしまったので、まぁ大変。毎日のように報告される園での様子にゲッソリ。

「小さい子同士関わりを学べば良いのよ~」と割り切れる状況じゃない!相手のお子さんがいらっしゃって、先生や親御さんの捉え方次第では簡単に済まされない場合も考えられます。

ということで、”お友達にちょっかいを出してしまっていた時期、親としてどう対応していたか”、まとめておこうと思います!

お友達にちょっかいを出してしまう!親としてどう対応したか!?まとめ!

笑顔の家族

まずは、どんなちょっかいを出していたか、一部例を出すと下記の通り。

  • 自分が好きな感覚刺激をお友達に与え続ける(頭へのタッピングや刺激)
  • 同じことを何度も何度も聞く(何十回レベル)
  • うまく遊べないと、お友達のつかっているおもちゃや遊んでいることを邪魔する
  • 嫌がっていることを、喜んでいると解釈し続ける

ちょっかいに関しては、下記詳しくまとめていたので、ご興味がある方はどうぞ。

>>先生やお友達にちょっかいを出す!ダメと分かっていることをする!原因&対処法!

もうね、今までお友達との関わりがなかった分、積極的に関わるようになって喜びたいところたけど、「その関わりちがうーーー!」ということが多くて、もうヘトヘト、毎日先生から色々と報告があるので毎日のお迎えが憂鬱で仕方なかったです。

我が家の場合、ちょっかいを出してしまう子は特定のお子さんで、娘が大好きで、関わりたいと思っている子のみ。「それをしたら、逆効果なのに!」と腹立たしく思うことばかりで、なんだか娘が発達障害を抱えているということを改めて実感したのを覚えています。

特に感覚刺激を相手のお友達にしてしまうこと。それがお友達の頭にしてしまうので、本気で悩みました。娘は、頭をトントンされるのが大好きだったんです。頭を指でトコトコ動かすと、大笑いで喜びました。それをね、”お友達と関わりたい→じゃぁお友達を喜ばせよう→感覚刺激どうぞ~♡”って思うみたいで嫌がるお友達にずーーっと繰り返す・・涙

お友達が嫌がっていることもなかなか理解できず、嫌がる時の声のトーンや行動を見て、お友達と遊べていると感じるのか、娘は大喜びで笑ったまま続けるという報告が続きました・・

くまと困り顔

お友達に「入れて!」、「遊ぼう!」と一言は言えるものの、発達が遅れていたのでなかなかお友達の輪に入れず、入れてもらえないと分かると、自分の存在に気づいてもらうために、遊んでいるお友達のおもちゃをわざと取ってしまったり、ぐしゃぐしゃにしてしまったりというのも続きました。ヒーーーーーッ!!

そんなこんなで親として気になるのが、相手のお子さんと親御さんのこと。

「相手のお子さんに怪我などはないか」、「直接私からお詫びした方が良いのか」

ということがいつも気になっていました。というのも、その時通っていた園は、保育園と幼稚園が併設されていたので、お迎え時間が子供によって違うので、周りのお母さんにお会いすることがほぼなかったんです!なので、気楽に立ち話ということがそもそもなく、私も公けに娘の発達障害を公表しているわけではない状態。

そんな状況でどう対応していたか、私の場合は下記のような対応でなんとか穏便に園生活を終えました。

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1. 園から報告を受けたら、先生に相手のお子さんのことを確認!

電話

まずは、ちょっかいを出してしまったという報告を受けたら(→とある時期は、ほぼ毎日・・涙)、先生に”相手のお子さんにケガなどないか、相手のお子さんの気持ちは大丈夫か”を毎回確認していました。

でも、たまたまその時の担任の先生がベテランの先生で、娘やお友達がヒートアップする前に仲裁に入ってくださっていたので大事に至ることはなく、相手のお子さんの気持ちも娘に辛抱強く説明してくださり(お友達は嫌がっていて、それだと仲良くなれないこと、仲良くなる方法など)、相手のお子さんには娘が大好きで遊びたかったことなどを伝えて、丸く収めてくださっていました。

このあたりは、先生の技量にもよるかなと思います、もし、相手のお子さんにケガがあったり、気持ちの面で何かご迷惑をおかけしていると報告があれば、先生と相談しながら相手のお子さんや親御さんへの対応について相談して進めようと思っていました。

さらにたまたま、相手のお友達がさっぱりしていて、嫌なことがあってもすぐに切り替えられるお子さんだったこともあって、本当に有り難かい気持ちでいっぱいでした。

とはいえ、相手のお子さんのケガや気持ちについては毎回確認していました。

2. 相手の親御さんへの謝罪が必要かを確認!

幼稚園バス

お子さんは大丈夫だとしても、お子さんの親御さんによっては、謝罪が必要なこともありえます。

お子さんにもよりますが、園であったこんなことやあんなこと、お家に帰ってお母さんやお父さんに報告されるはず。それを聞いた親御さんの捉え方は千差万別。

なので、お子さんにケガなどがなくとも、「直接謝罪した方が良いか」をよく聞いていました。子供の関わり合い、社会勉強という範囲に留めて良いのか、その一線を越えて謝罪をするレベルなのかが分からなかったんです。だからこそ、これまでの経験を踏まえて、今の状況が謝罪するレベルに該当するのか、親御さんのタイプも含め先生にお伺いしていました。

我が家の場合は、相手のお子さんがあまり気にされないタイプのお子さんだったので「謝罪なんて必要ないです」というお返事ばかりでしたが、その背景に先生が色々と気を配ってくださったのだと思います。

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3. 相手のお子さんが嫌がっていたら、先生に仲裁をお願いする

先生と生徒

上記2.までは起こってしまったことに対しての対応ですが、そもそも大事に至らないようにするために、先生にはお友達が嫌がっていたら仲裁に入っていただきたい旨伝え、お願いしていました!

なぜなら、娘の場合、相手が”嫌がっている”ということが理解できないことがあって、嫌がっていることを続けてしまう傾向があったから。相手が嫌がっていると声のトーンなどがいつもと違うからか、楽しいと勘違いしてしまうことがしょっちゅうでした。

相手が嫌がっていることを娘が気づかなければ、ちょっかいが続いてしまってエスカレートする可能性があるので、先生に説明し、間に入っていただくようにお願いしていました。その際、娘に相手が嫌だったことを伝えて、貴重な学びの機会になっていたと思います。

4. 授業参観などで親御さんには挨拶、可能なら発達が遅れていることを伝える

電球

我が家の場合、ちょっかいを出してしまうお子さんは決まっていました。娘が大好きで、一緒にあそびたい、関わりたいと思っている子のみだったんです。

先生への毎回の確認で謝罪などは必要ないと言われていましたが、同じ子に対してちょっかいを出していたので気になっていて、授業参観で相手の親御さんお会いした際は、積極的に挨拶をしていました。その際、可能えあれば、「発達が遅れていて、ご迷惑をお掛けすることが多くて、いつもすみません。遊んでいただいてありがとうございます」というような感じで伝えていました!

 ただ、あらかじめ入園前に、他害がある、ちょっかいの程度が激しいなど分かっているようであれば、事前に保護者の方へカミングアウトすることを個人的にはオススメしています。

 

我が家は途中で豹変したこともあって、カミングアウトするタイミングを逃してしまったのですが、大きな事が起こってからカミングアウトとなると、言い訳のように捉えられてしまい、相手に受け入れてもらえない可能性があるからなんですよね。

実際、我が家もちょっかいを出すようになりましたが、事が起きてからだと虫が良いようにも思えて、今さら発達障害だとは言いだしづらく、それを理由にしても・・という思いがありました。なので、他害やちょっかいの程度が強い場合は、事が起こる前の早めのカミングアウト、検討してみると良いかなと思います。

以上が、我が家の「お友達にちょっかいを出す!親としての対応はどうした!?」でした!

まとめ

コーヒー

永遠に続くと思っていたお友達へのちょっかい!小学生になった今は、相変わらず関わり方に難しさは抱えていますが、ちょっかいはほぼないです!

関わりを学ぶまで、相手の気持ちが理解できるようになるまで、親子ともに苦しい時が続きますが、同じような経験をした私を含め、理解してくれる人がどこかに必ずいること、頭の片隅おいてなんとか切り抜けられたらと思います。陰ながら応援しています!

それでは、また!

>>先生やお友達にちょっかいを出す!ダメと分かっていることをする!原因&対処法!

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