折り紙を切る

娘は、手先や運動機能がとっても不器用でした。入園当初は、ハンドソープのボトルを押すことも、靴のマジックテープを剥がすことも難しかったです。

なので、「ボタンなんて夢のまた夢」そんな感覚でした。でも、そんな思いとは裏腹に、当時通っていた幼稚園の制服にはたくさんのボタンが・・。

ということで、家庭で少しずつ練習することになりました。そして、年中の頃には、大き目のボタンであれば、留めたり外したりが少しずつ出来るように!

ということで、”どうやってボタンの留め外しが出来るようになったのか”、足跡を残しておこうと思います!

手先が不器用な子!ボタンの留め外し、どうやって練習した!?

はてな

ボタンの留め外しを練習するにあたって、下記の2つのことを練習しました。

というのも、ボタンの留め外しを考えると、まずはボタンを手でつまんで、穴に通す。そして、穴に通したボタンを反対側からつまんで受け取り、ボタンと服を逆方向に引っ張るというような作業が必要なんですよね。

よく考えたら、ボタンの留め外しって、両手を使うし、工程が多い。ということで、スモールステップで、「つまむ」こと、「穴に通して受け取る」ということの2つをお家で練習することにしました。

1つずつ簡単に説明しておこうと思います!

小さいものをつまむ練習!

使っていないボタンでも良いし、上記のような手芸品に使うようなふわふわのビーズも良し(100円ショップで購入したりしていました。)、お豆、サイコロ、ストローを切ったもの、ビーズなど、色々なものを用意して、入れ物を2つ準備します。

1つの入れ物に、つまむ物(例えば、ビーズ)を入れておいて、もう1つの入れ物につまんで移すという作業を遊び感覚でやっていました。

コツは、最初はつまみやすい大きいものから取り組むこと。大きいものから小さい物に移行していく流れでした。

紐やボタンを穴に通す、練習!

つまむことが出来るようになったら、紐通しに挑戦しました。

紐を通すってボタンを留める作業と似てるんですよね!なので、我が家は掴みやすい大きさの紐と通しのおもちゃを購入したり(ボーネルンドのおもちゃだったのですが今は販売がありません。)、フェルト生地を100円ショップで購入して4分割に切ったものの真ん中に大きな切込みを入れて、本物のボタンを通すという遊びをしていました。

フェルトには動物の顔を描いて、切込み部分を動物の「お口だよ」と伝えて、ボタンを餌に見立てて、「じゃぁ、動物さんに餌をあげてみよう!」という遊びにして、ボタンを切込み部分に通す作業をしていました!

最初は、私(母)が娘の手に自分の手を添えて、やってみるところからスタートして、だんだんと取り組んでいました。

既製品の紐通しのおもちゃも多数販売されています。選ぶコツは、最初はつまみやすい大きめのビーズやコマなどを選ぶか、お子さんが「やりたい!」と興味を持ちそうなものを選ぶこと。

例えば、動物が好きであれば動物アイテムの紐通し、

乗り物が好きであれば、乗り物アイテムの紐通し、

好きなものに関連していると、万が一購入してやってみてまだ出来なかったとしても、別の遊び方が出来ますし、期間を空けてまた紐通しに定期的にチャレンジできます。

>>紐通しのおもちゃを見てみる(amazon)(楽天市場)(Yahoo!ショッピング)

以上が、ボタンの留め外し、どうやって練習したか!?なのですが、こんなことをしている間に、成長も相まって突然、幼稚園の制服の上着のボタンの留め外しが出来るようになりました。

年長になると、ブラウスなどの小さいボタンも留められる機会が増え、小学生の今は自分では見えない一番上のボタンを除けば1人で全部留め外しが出来るように。

出来るようになるペースや時期はお子さんによって異なりますが、大丈夫。少しずつ、少しずつ、出来ることが増えて行きます。

それでは、また!

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