道のり

 

我が家の場合、娘を育てていて感じるのが、子供の頃の自分と娘が全然違うこと。そして、出産前まで描いていた子育てと全然違うということ!

思っていたことと違う!ということは、「子供はこうであるべき」、「子供はこう遊ぶのが当たり前」、「子供はこの遊びをすると喜ぶ」、「子育てはこうあるべき」・・というような子供や子育てにおける固定概念や自分なりの常識を自分が持っていたのだとつくづく感じるし、今でもその常識に縛られてるなーーなんて思うことがあります。

例えば、当たり前のように「子供は公園が大好き!お外遊びが大好き!お友達が自然と出来てと親の手を離れていく!」と思っていました。実際のところ、娘は発達障害と診断され、今は外が苦手、人が苦手、集団が苦手、1人の時間を好むタイプ。

でも、自分の中の子育ての固定概念が出てきて、自分に囁くわけです。「お友達と遊ばせた方が良いんじゃない!?」、「積極的に外に出していないから、外遊びが苦手なんじゃない!?」、「集団に積極的に入れれば、社交的になるんじゃない!?」

実際に上記のようなことを言われることも多々あって、葛藤するんですよね!そして、自問自答し始めるわけで・・。

 

”子供にとって何が良いのか”

 

そんな思いに囚われて、苦しい時がありました。そんな時に、たまたま友人にその苦悩を相談していて言われた一言が、響いたんですよね!

 

「どんなお母さんで居たら子供が喜ぶと思う!?」

この一言に救われました!というのも、「子供にとって何が良いのか」って、正解がないんですよね。だって、子供にとって何が良いかを判断できるのは、本来子供自身。しかも、何をもって”良い”とするのかも曖昧で、大人になってみないと分からない気もします。

なので、”子供にとって何が良いか”の質問は、答えがずっと出ない質問。正解のない質問に必死にエネルギーを注いで考えていたことに、気づきました。

電球

一方で、”どんなお母さんで居たら子供が喜ぶと思う!?”という質問にしてみると、おのずと答えが出てくるんですよね!私の場合は、「笑顔でいること!そのままの自分を認めてくれるお母さん!」

「そうか・・、じゃぁ、私が笑顔になることを選択すれば良いんだ・・」、「彼女(子供)が好きということをさせてあげれば良いんだ・・」

そうしたらすっと楽になったんですよね。子供にとって何が良いかじゃなくて、自分が笑顔になれること&子供が好きなことを基準に選択していけば良いんだ・・と思えたんです。

きっと、いつも頑張っているお母さん方の中には、私と同じように子供を思うからこそ、色々な意見やアドバイス、常識から、「私の子育てこれで良いのか・・」、「子供にとって何が良いのか・・」悩む方も多いはず。

あくまで個人的な例ですが、子育てに自信がなくなったり、これで良いのか疑問を抱いたら、「どんなお母さんだったら子供が喜ぶか・・」という視点に変えてみると楽になるかもしれません。

我が家もまだまだ子育て中。子育てに悩むことがたっくさんある中で、今でもふとこの言葉を想いだし、我に返ることがあります。

1人じゃない。仲間がいます。

それでは、また!

おすすめの記事