葉と光

我が家の場合、娘が小学校に通うことを踏まえ、良い環境があるのであれば引っ越しも考えていました。

娘が幼稚園の時に住んでいた信越地方の小学校や、出身地の首都圏の小学校などを見て回っていたんですよね。

ただ、その地域の全ての小学校を見ることって物理的に難かしい。ということで、ある方法で小学校を絞って探してみたら、手厚い小学校、環境が整備された小学校というのを複数見つけることが出来ました。

ということで、”手厚い小学校の探し方”について、足跡を残しておこうと思います。

発達障害の子にとって手厚い公立小学校って本当にあるの!?どうやって探した!?

教室

以前から、「小学校によって、環境が全く違う」という話や、「中には、発達障害の子に手厚く、環境が整備されている公立小学校もある」という話を先輩ママさんから耳にしていました。

そして、本当に僅かですが、見て回った一部の小学校の中でそういった感覚を覚える公立小学校がありました。例えば、防音のために椅子の脚にテニスボールが付けられている学校、学校内の色々なところに絵カードが貼られている学校、普通教室の中にも視覚支援がある学校など。

ただ、地域の小学校を全て見て回るというのは物理的にとても大変だったんですよね。なので、我が家が探し当てた方法を1つの参考例としてまとめておこうと思います!

1つずつ簡単に説明していきますね!

1.学生数や学級数の統計資料を探す!

目

地域の公立小学校が一覧でまとめられ、学生数や学級数、学級毎の生徒数(支援級や通級の在籍生徒数など)がまとめられている資料をネットで探しました。

出来れば、地域の教育委員会などの公的な機関で作られているものがベストですが、ない場合は総合サイトで小学校毎に学生数、学級数などを1つずつ調べて、自分でメモを取っていきました。

2.支援級や通級が設置されている小学校を絞る!

1.で調べた中で、支援級や通級などの学級がある小学校を絞りました。というのも、支援級や通級のある小学校は、そういった学級がない小学校よりは、校内での周知や理解が少なからず進んでいるはずと考えたから。

さらに、昔から支援級を設置している学校や、聴覚に特性のあるお子さんが通うことばの教室などが設置されている小学校なども中にはあって、そういう学校は要マーク!

3.全校生徒数が少ない割に、支援級の在籍生徒数が多い学校を探す!

小学校

2.で絞った学校の学生数や生徒数などを見ていると、全校生徒の少ない学校、支援級の在籍生徒数が多い学校などが見えてきます。

「あれ、この学校、支援級の在籍生徒数が異様に多いな・・」とか、「あれ?生徒数がこんなに多いのに支援級の在籍生徒数がほとんど居ないんだ!?たまたまなのかな!?」とか。

その中で、我が家が見つけた手厚いと感じた小学校に関してはは、下記のような共通点がありました。

  • 全校生徒数が少ない
  • 1学年のクラス数が少ない
  • 支援級や通級のクラスが設置されている
  • 支援級などのクラスに在籍生徒数が全校生徒数に比べて多い

特性を抱える子に手厚いと感じた学校はどれも、全校生徒数の割に、支援級などのクラスに在籍する生徒数がとても多かったんです。

そしてどちらの学校も学内に絵カード表示のようなものや、特性のある子のために工夫されていることが他校に比べて多かったんですよね。1校においては、普通教室内の時計にも視覚支援が取り入れられている学校がありました。

時計

ただ、地域によっては上記の共通点全てに該当する小学校がそもそもないという場合もあるはず。それであれば、なるべく全校生徒数が少なく、支援級や通級クラスのある小学校を先に見学されると良いかなと思います。

発達障害のお子さんの場合、少人数の環境で集団活動した方が良いと聞いていて「本当なの!?」と疑っていましたが、やはり少人数の方が、子どももストレスが少なく先生の目が行き届くんですよね。

そうなると今後の課題や抱えてる困難が明確に分かり、小さい内から社会適応に向けて考え、動くことができます。問題が浮き彫りになる分、親は結構大変なんですが...。

また、支援級教育の歴史のある小学校などは、昔から環境を整備してきたということもあり、学校内での周知や理解も広まっているように感じました。

以上が、”公立小学校、発達障害の子に手厚い小学校の探し方” の足跡でした。

少しでも情報の足しになれば、幸いです!

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