ふと娘の発達を振り返ってみると、幼稚園年中頃までは、私と離れても泣かない娘が居ました。
赤ちゃんの頃は、他の人に抱かれると泣いていて、誰も寄せ付けない様子でした。そして、幼少期になると母である私が居なくてもへっちゃらという感じだったんですよね。そんな娘の姿に少し不安になったのを覚えています。
でも我が家の場合、かなーーり遅れて母子間での愛着形成が出来始めました。
ということで、記録に残しておこうと思います!
愛着がない!?心配した日々!
娘が2歳半~3歳頃、幼稚園入園に向けて色々な園に見学に行きました。その中で、保育をしてもらって園長先生の話しを聞くというイベントがあって、そのイベントに参加したことがありました。
まだ入園前のことなので、親と長時間離れるということがない子達ばかり。親と離れ、別室で保育されるんですが、わんわん泣き声が響くんですよね。何人ものお子さんが、あまりに恐怖を抱いているようだからということで、お母さんのもとに戻されたり。
我が子もさぞかし泣いているだろうと思って、イベントが終わって保育室に向かったのですが、私(母)を見ても駆け寄ることもなく、窓の横に腰降ろして、穏やかに絵本を読んでいました。
私が近づくと、「どうしたの?」という程度に目を向けて、また絵本に目を戻す・・。「すごいね!」とか、「うらやましい」なんて周りのお母さま方に言って頂いたけれど、なんだか不安が頭を過ったのを覚えています。
他にも泣いていないお子さんも居らっしゃったのですが・・・、なんだか我が家の場合、私(母)の気配すら感じないというか、スルーという感じだったんですよね。
他の幼稚園を見学に行った際も同じく、ぜーんぜん泣かずにへっちゃらというか、居ないことにも気づいていない感じでした。
「寂しい」という言葉は、言語の発達が遅れていたので年中までは出ることもなく、彼女がどういう気持ちで居るのか、分からずにいました。母である私が寂しい、そんな気持ちがありましたね!
年長になって急に、寂しいと泣くように!
そんな娘が急に、「寂しい」と言葉を出すようになり、泣く日が来ました。本当に突然!笑
年長の途中、2学期あたりだったかな・・、朝、園に送って離れる際大きな声で泣いたんです。もう驚きました!『えぇ!?今さら!?』って。
それから泣くことがしばらく続き、園で私と離れてから泣いたという報告を受けたり、逆に園に迎えにいった際に『先生と離れるのが寂しい』と泣いたり・・。
「寂しい」という感情が芽生えて、人と愛着関係を結ぶことが出来て来たんだな・・と分かりました。
小学生になった今でも実は、「寂しい」という言葉と、しくしくと泣くことがあります。情緒面での発達がのんびりやさん、感情が出てくるのも表現するのも少しのんびりなんだなと実感しています。
以上、愛着関係について、足跡を残してみました!
今色々と出来ないこと、難しいことがあって、不安に感じている方もたくさんいらっしゃると思います。でも、成長と共にのんびりと出来ることが必ず増えていきますよ~!