電球

娘は聴覚過敏を抱えています。状況によって、過敏性の強弱があったり、苦手な音が変わることはありますが、過敏性があることは確か。発達障害に限らず、聴覚の過敏性を抱えている方は世の中にはたくさんいて、辛い思いをされているはず。

でも、聴覚が過敏だからこそ、私たちでは出来ないことが出来ることがあって驚くことがあります。今回は、そんなことが起こった記録を残しておこうと思います!

音で判別!目で見えなくても、分かることがある!

耳

娘は、電車や車が大好き。うちの子は変わっているのかな・・と思いきや、そんな女の子もたくさんいるみたい!実際、最近は電車の運転士さんや車掌さんで女性の方を多く見かけます!

そんな子なので、線路や道路を歩くことは割と好きなタイプ!よく歩きます。

そして、普段よく通る道の一つに、線路脇の道があって、しょっちゅう電車が通り過ぎるので、娘も電車が見える場所を探して楽しんでいました。でも、線路脇とはいえ、線路との境界線にとても高い塀があって、大人の私でも電車の姿が一切見えない箇所がその道には多々あるんですよね。

そんな電車が見えない場所を歩いている時に、電車が通り過ぎた際、娘が「あ!これは、○○だよ!」と特定の特急電車だと言ったんです!『えーー!?そうなの!?』と半信半疑で電車が見えるところまで急いでいくと、正解!「すごいねー!あっているよ!」と言いつつ、たまたま当たったのだと思っていました。

別の日に、ふと上記のことを思い出し、線路脇の道を歩いていて、電車がみえない場所で電車が通った際に「この電車はなーんだ!?」と聞くと、「○○線だよ!」と言ったので、確認しにいくと、これも正解。

「・・・あれ、もしや線路を通る音で分かるのかな・・」

と疑い出しました。そして、またしても通る電車について、「じゃぁこれはなーんだ!?」と聞くと、「○○!」と特急電車の名前を挙げて、正解。

「音で分かるんだ・・」

決して音鉄というわけじゃないのですが、電車によって音が違うことが分かるようです。

更に、トミカの車が大好きなのですが、親子で普通に遊んでいて、目を閉じて何の車かを当てるゲームをなんとなくしていてときの事。娘が、

「目を閉じて!耳を塞いで!」と言うんです。

「何で耳を塞ぐの?」と聞くと、「だって分かっちゃうから!」って言い出したんですよね。「耳は塞がなくて良いよー!」と伝えて、耳を塞がずに娘は反対を向いて見えないように、トミカを床に走らせて、「さぁ、何の車でしょう!?」と質問したら・・

なんと、持っている車の車種を次々に当てました。ムムム!?

それで、納得。耳を塞いでといったのは、本当に分かってしまうからだったということ。

トミカの車は床の上を走る音、振って出る音が車種によって違うんだそうです・・。私にはさっぱり分かりません。

娘は決して知能が高いわけではなく、グレーという結果が出ていて、サヴァン症候群のお子さんのように天才的な能力はあまり感じられません。けど、苦手さの裏側に得意なことが隠れているのかもしれない・・そんなことをふと思った瞬間でした。

・・・でも・・・、この能力をどう伸ばしていけば良いのやら・・・。笑

まとめ

コーヒー

聴覚過敏で苦手音がある一方、音に敏感であるが故に見なくても、音でものを判別することが出来ることがある!

”苦手”と”得意”は紙一重なのかも・・!?

それでは、また!

おすすめの記事