娘は就園前までは、とにかく大人しくてずっと心配していたのですが・・幼稚園に入園してからみるみる激変!!
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急に積極的になり、自分の嫌な気持ちを行動で大胆に主張するようになりました。
そんな娘の行動で、先生も親も手を焼いたのが、『物を投げる、落とす、ぐちゃぐちゃにすること』。いや~ほんっとに頭を抱えました!
そんな行動、”成長するとどうなるか”、記録を残しておこうと思います!
”物を投げる、落とす、ぐちゃぐちゃにする!”成長するとどうなる!?
結論から言えば、そういった行動は『成長と共にどんどん減っていきました!』。なので、その時がずーっと永遠に続くわけではないから大丈夫です!
もう少し具体的に足跡を残していきますね!
1.”物を投げる、落とす、ぐちゃぐちゃにする!”、行動が出るタイミングと理由!
こういった行動、幼稚園の頃は頻繁にあって、もーーーー、大変でしたーーー涙 3歳~6歳くらいまでが最も頻繁に出て、それから緩やかに減って行きましたね!
物を投げたり、落としたり、ぐちゃぐちゃにする行動は、周りの方に迷惑がかかるし、最悪の場合は投げたものが当たって怪我などの原因にもなりうることなので、すぐにでも辞めて欲しい行動。でも、いくら怒っても叱ってもすぐには解決に至らないので親としてものすごく頭を抱えました。
娘の場合、そういうった行動が出るタイミングと理由は明らか!行動が出るタイミングは、『娘が不快だと感じている時』。例えば、下記のような時!
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- 手先を使う活動や遊び →手先が不器用でうまく出来ない
- 思い通りに出来ない時
- 自分のパーソナルスペースが脅かされて不安な時
- 娘にとっての安全と安心が脅かされている時、脅かされそうで不安な時
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そして、その行動が出る理由は、『言葉で不快な気持ちを伝えられないから』。だから言葉の代わりの表現方法としてそういった行動をしていました。
さらに、娘の場合は、”物を投げる、落とす、ぐちゃぐちゃにする行動”をするとご褒美もあったんですよね!どんなご褒美かというと、”先生が来てくれて、自分の不快な場面を解決してくれたり、サポートしてくれたりする”ということ。
なので、娘の場合、下記のように行動が強化されていました。
ということで、メリットがあれば、当然ながら続けてしまう・・ヒーーー!
かといって、先生だって”物を投げる、落とす、ぐちゃぐちゃにする行動”は見て見ぬふりは当然ながら出来ない!じゃぁどうするか・・・。下記のような対処法だけは、家庭と園で共有して続けていました。
2.”物を投げる、落とす、ぐちゃぐちゃにする”など、困った行動への対処法!
対処法としては、下記のことを園と家庭で共有していました。
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- その不快な気持ちを先生か親が言葉で代弁する
- 正しいことをしている時に気づいて、褒めまくる(ご褒美をあげる)
- 代替えできる行動や方法を教え続ける。(『休憩したい』と先生に伝えること。)
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製作活動でうまく出来ずに投げたりぐしゃぐしゃにしたら、『悔しかったんだね』とか、『うまく出来なくて嫌だったんだね』などと先生が言葉を掛けるようにして下さいました。自宅でも同じように・・。⇒忍耐がいる・・涙
これは、言葉を習得できるように。気持ちを言葉で表現する方法を教える目的でもありました。
さらに、当たり前なことでも正しい行動が出来た時は、認めて褒めることも出来る限り続けていきました。。完璧には出来ないけれど・・
でもこの対処法を必死に取っている間も、”物を投げる、落とす、ぐちゃぐちゃにする”行動は出現します。笑 ギャーーー! なので、母としてはメンタルダメージを受けながらも、とにかく軽減することを目的に前に進む感じ・・暗中模索・・。
3.その後、どうなった!?
その後どうなったかというと、一筋縄ではいきませんでしたが、少しずつ困った行動は軽減し、小学生になると劇的に少なくなっていきました!
最初は、園で自分が不快な時に『休憩したい』と先生に伝えられる機会が増え、別のお部屋や場所でクールダウンさせてもらうことが出来るようになりました。
さらに成長も相まって、不快な気持ちを言葉で伝えることが少しずつ出来るようになりました。例えば、『悔しい』、『嫌(いや)』、『出来ない』、『やめて』、『好きじゃない』など。
やはり言葉で出せると、行動が大分軽減しましたね!
さらに、小学生になるともっと楽になっていきます。というのも、成長と共に理解出来ることが増えてくるので、突発的にそういった行動が出ても、『物を投げる行動では、良いことは何もない。』、『投げても、出来るようにならない。叱られるだけ。』、『だから、物を投げたり、ぐしゃぐしゃにすると、損だよね。』、ということを教え続けると、本人も実際に学校で体験するので、段々と理解していきました。
また、なぜそういう行動をしてしまったのか、少しずつ理由を娘自身が私(母)や周りに伝えられるようになりました。そうなると、じゃぁ、『物を投げる、ぐしゃぐしゃにする行動の代わりにどうすれば良いのか。』を話し合うことが出来るようになりました。
例えば、『物を投げる代わりに悔しいと泣いてもいい』、『難しかったら、先生手伝ってと言葉で伝えてみる』、『心配だと先に先生に伝えてみる』など・・、さらに、『手伝ってって言っても、すぐに先生が来てくれなかったらどうするか・・』など踏み込んで話しもしていきました。
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そういしていく内にどんどん、”物を投げる、落とす、ぐちゃぐちゃにする”行動はなくなっていきました。
問題行動と同じように発散したり気持ちを表現できる、”問題行動の代わりになるもの”が見つかると、落ち着いていくのだと思います。
発達障害や特性を抱えるお子さんの中には、とても大人しいお子さんもいらっしゃるのですが、娘はしっかりと主張するタイプに育っています。
なので、彼女にとって不快な状況では、不快な気持ちを主張します。でも困ったことに、彼女にとって不快な状況は彼女の基準でしかなく、周りは理解できないので、その不快な状況を周りに理解してもらったり、解決したりするには人に迷惑をかけない範囲で彼女自身で発散したり、主張をする必要があります。
でも、”物を投げる、落とす、ぐちゃぐちゃにする”行動では、一時的に発散が出来て小さい頃は良いけれど、大きくなるにつれて彼女にとって損することばかり!解決もしない!良い注目も集まらない!
それを少しずつ彼女自身が理解できるようになってくると、大分行動が減っていく印象があります。
まとめ
”物を投げる、落とす、ぐちゃぐちゃにする”行動は、不快な気持ちを言葉の代わりに表現するため。そんな行動への対処法として心掛けたのは下記のこと。
- その不快な気持ちを先生か親が言葉で代弁する
- 正しいことをしている時に気づいて、褒めまくる(ご褒美をあげる)
- 代替えできる行動や方法を教え続ける。(『休憩したい』と先生に伝えること。)
そして、一筋縄ではいかないけれど、成長と共に、そういった行動は減っていきます!
だから、お子さんの困った行動で今現在、頭を抱えてらっしゃるお母さん方、大丈夫、同じように頭を抱えた仲間がいます。今の状態が永遠に続くわけではない、少しでもホッと出来ますように!
それでは、また!