本

我が家も幼稚園に在園中は、補助金の申請をしたい旨の依頼がありました。

住んでいる地域によっても異なるかもしれませんが、障害のある子や特性のある子を受け入れていると、その園に対して県などから補助金入るという仕組みがあります。

そのために園から、補助金を申請したいので、許可と診断書や療育施設の通所証明書などの提出を依頼をされました。

突然依頼されると、「うちの子ってやっぱりおかしいんだ・・」、「そんなに手を患わせているの!?」とショックを受けたり、落ち込む方もいらっしゃるはず。

くまと困り顔

そして特に、お子さんがグレーゾーンである場合、気になるのが”診断書”が必要な場合。診察や診断を受けるかどうかはご家庭の考えもあるはずなので、迷われるんじゃないかなと思います。もしも、集団行動が問題なく出来るのであれば、あえて診断を受けない方が良い可能性も考えられるはず。

ただ、この補助金申請依頼は、あくまで依頼であって、お断りを選択することは物理的に出来ます。

ちなみに、我が家は園からの申請依頼がありましたが、承諾し、必要な書類は準備していました。そんなこともあり、補助金申請の依頼があったら、どうしたら良いか、1つの考え方として、まとめておこうと思います。

 発達障害グレーゾーン、園から補助金申請を依頼された!どうしよう!?

空にハテナ

ずばり、補助金申請をする、”メリット”と”デメリット”を考えてみることをオススメします。そして、デメリットよりもメリットの方が上回るのであれば、補助金申請に協力すれば良いかなと思います。

”メリット”と”デメリット”は通っている園の姿勢やこれまでの対応、子供の状況によっても異なるんですよね。そして、分からないことは、正直に聞いてしまうこと!

例えば、我が家の場合は、集団から外れてしまうことがあって、先生のご負担を増やしてしまう状況があることは分かっていました。そんな我が家が補助金申請の依頼を承諾するメリット&デメリットは下記の通り。

-----メリット&デメリット---

チェック(メリット)

・加配の先生が増える可能性がある

補助金といっても僅かで、我が子の分を申請したからといって一人の先生が雇用できるほどではないんですよね。なので、人件費でも支援教材でも少しでも足しになればと思っていました。我が子専属じゃなくても、1人先生が増えれば、どの子も先生と接する時間や機会がおのずと増えると考えました。

・承諾すれば、円滑な関係を保てる

園からのお願いであり、我が子に手間がかかっていることは確かなので承諾することで子供をしっかり見てくださるのではという思いや、何か支援をお願いしたい時に話しやすい環境が出来るのではないかという思いがありました。

チェック(デメリット)

・診断書や通所証明書の準備に手間や費用がかかる場合も!

診断書や通所証明書が有料である場合があります。ただ、園によって、その費用を負担してくださるところもあって、園の方針によりますね。

・診断書の場合、診察が必要

医師によってはグレーゾーンである場合でも診断名が付いてしまう可能性があると思います。診断名を付けることに抵抗感がある場合は、診断書の内容が、”発達障害の可能性がある”というような内容でも良い場合もあるので、園に、明確な診断名の記載がないとダメなのか・・、確認してみても良いのかなと思います。”可能性”などで良いのであれば、クチコミなどで診断名をあまりつけない医師を選ぶことも出来るはず。

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ボタン補助金申請において気になることは園に聞く!

電話

我が家の場合、1点気になることがあって、通っている園に確認したことがありました。補助金申請をすると、小学校の進学(支援級か普通級かなど)に何か影響するのか・・心配だったんです。なので、正直に確認したところ、補助金申請をしたからといって、教育委員会に伝わるわけではないので、進学に何ら関係ないという回答をもらって安心したのを覚えています。


 

以上が、”発達障害グレーゾーン、補助金申請の依頼!どうする!?まとめ”でした。

もしも、補助金申請の依頼を承諾するとしたら、注意点が2つ。1つ目は、補助金申請の依頼を受けたからといって、園側に期待しないこと!

期待しすぎると、マイナスな感情が芽生えてしまいがち。「申請を出して、補助金が入ったはずなのに、我が子への対応が変わらない!」という感覚になって、不信感を抱いてしまうきっかけにもなりかねないので、あくまで少し足しになる、協力するというスタンスで居た方が気が楽になると思います。

2つ目は、他のお子さんと比べないことも大事。「あの子の方が手間がかかるはずなのに、なぜ家だけ・・!?」という考え方だとやはりマイナスな気持ちが芽生えます。なので、他のお子さんに申請依頼が来ているかどうかは関係なく、自分のところに申請依頼が来たことを素直に受け止めて、どうするかを考えることに集中した方が無駄に話しがこじれずシンプルに穏やかでいられると思います。

ご家庭にとって、最善の選択ができますように!それでは、また!

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