くまと困り顔

発達障害や発達の遅れにまつわる、「カミングアウト」。周りに子供の状況を伝えるかどうか、悩まれる方がたくさんいらっしゃるんですよね。

「ウチは見た目ですぐに分かるからあえて特にしてないわ~」

「うちは見た目じゃ分からないから、あえてしてる~」

などご家庭の方針や、お子さんの状況によって”カミングアウト”した方が良いのか、しない方が良いのか異なるかと思います。

我が家も、途中までは”カミングアウトしない派”で、途中から”カミングアウト派”に転向しました。そして、我が家の場合はカミングアウトして、子供も親も楽になったんですよね。そんな経験も踏まえて、個人的にどんな場合にカミングアウトがオススメで、どんな状況だとカミングアウトせずに検討で止めておくか、まとめておこうと思います!

発達障害!カミングアウトした方が良いの!?しない方が良いの!?

カミングアウトがオススメ!

紙飛行機

下記のような状況であれば、個人的にカミングアウトがオススメ。

  • 他害がある場合
  • 園や学校などで集団を乱している場合
  • 明らかな個別支援が必要な場合
  • 住んでいる地域が割とオープンで明るい雰囲気
  • 集団が苦手で、1人で居る時間を守ってあげたい場合

カミングアウトする場合は、早めの方が良いなと感じます。特に、特性などが原因で他害など周りにご迷惑をかけてしまう場合は、事が起こってからのカミングアウトだと、相手先様に「理由があるから許してくださいね」と伝えているように捉えられてしまって気分を害してしまう・・というようなお話も聞くからなんですよね。

 カミングアウトはしない!まだ検討する段階!

分岐点

下記に該当する場合は、我が家の場合カミングアウトをあえてしないかもしれません。

  • 集団の中で楽しく過ごすことが出来ている
  • お友達がたくさん居る
  • 小学校は普通級を考えている
  • 地域の雰囲気が、閉鎖的な印象がある

”カミングアウト”を迷われている、お母様方の中に、”小学校は普通級になるだろうから・・”とおっしゃる方もいらっしゃいます。我が家も、普通級に入れることが明確で、集団を乱すわけでなく、属すことが出来ているのであれば、あえてカミングアウトはしなかったかもしれません。

ただ、カミングアウトしても、近所の子どもと仲良く遊んだり、時に周りに支援してもらいながら普通級に通ってらっしゃるお子さんも居ると聞きますが、1人特性を持っていて異なるということで子供に不都合があったら・・と心配されてカミングアウトをあえてしない方もいらっしゃいます。


以上が、「カミングアウトした方が良いか、しない方が良いのか!?まとめ」でした。

”カミングアウト”には、メリットとデメリットが存在します。ご家庭の方針によっても考え方は変わるので、参考程度にご覧いただければ幸いです!

それでは、また!

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