お子さんは、『頑張り屋さんですか!?』、それとも頑張り屋さんという印象はなく、マイペースで我が道を行くタイプでしょうか!
我が家の娘は、『一生懸命頑張るタイプ』のようで、そう先生に指摘されることがとても多いです。そして、「頑張れてしまうから逆に心配ですね!」と声を掛けて下さる方も!
でも、この『頑張れてしまうタイプ』、実は周りがよく見て、セーブしてあげる必要があります!そんなことに、心が潰れかけている状況でようやく気付いたという経験があります。
今回は、そんな経験をまとめておこうかなと思います!
頑張り屋さんは、気を付けていないと心が危ない!?
娘が幼い頃、私が母として娘のありのままを真に受け入れられられなかった時期が長~くありました!
その時期は、
『その方が、刺激を受けて、成長するはず!』
『もしかしたらその内、成長が追い付くかも!?』
という思いが心の奥底にあって、娘に対して無意識に頑張ることを期待していたなと、振り返ると思います。
そして娘もさきほどお伝えした通り、『頑張るタイプ』。頑張れてしまうので、親も嬉しくなってどんどんと背中を押していたのですが、いつからか園生活での不適切な行動の報告が相次ぐようになりました!
その頃はすでに、娘が頑張りすぎて許容範囲を超えていた時期だったんですよね!娘にとってハードルが高すぎるし、一生懸命頑張って、120%の力を出したとしても、他の子と同じように出来ない、そんな状況だったはず。そして、120%の力は継続できるはずがない!
なので頑張る過程で、許容範囲を超えてしまい、不適切な行動が出ていたのだと思います。
そして、頑張れてしまうことで、成長の代わりに彼女の心に芽生えたのが、『劣等感』でした。徐々に自信を失い、チャレンジする前から失敗を恐れて、その場を回避しようと色々な不適切な行動が出るように!
当時は、「なんでこんなに不適切な行動が出るのか」と、ものすごーく頭を抱えたのですが、”期待を受けて頑張りすぎてしまっていたことが原因”と大分後になって分かりました。娘のありのままを真に受け入れられるようになった頃に気づいたんですよね。
それから、外部療育を辞めたり、健常というグループにこだわらずに、のんびりで良いという方針に転換しましたが、失った自信はすぐには戻らず、娘の心が回復するまでに長い時間を要しました!
今はというと、ようやくある程度の自信を持ち直してきたかなという感じ。集団生活の輪を乱してしまうような不適切な行動も、ほとんど聞かなくなりました!本当にようやくといった感じ。数年かけてコツコツと心を回復していくというようなイメージです。
だからこそ、『一生懸命頑張れてしまうお子さんって、心が危ない』そう感じています。そして、”一度失った自信や崩れた心を立て直すのって、本当に時間がかかる”ということに気づきました。
なので、改めて、「頑張り屋さんのお子さんには、注意が必要」そう思っています!
まとめ
頑張り屋さんのお子さんは、頑張れてしまうが故に、心が危ない!周りが注意して、頑張りをセーヴしてあげるくらいのケアが必要かなと思います。
それでは、また!