
娘は、小さい頃から公園が苦手でした。
過敏で人が後ろに来ることが恐怖だったので、お友達と遊ぶことも難しく、大勢の子でいっぱいの公園はとても苦手だったんです。
幼い頃は動物園も水族館もNG。遊園地なんてもってのほか。多くの子どもが行きたがるディズニーランドももちろんNG。も動けなくなってしまい、遊べませんでした。
それでも小さい頃(年中の頃まで)は、子どもと言えば、遊び場は公園だ!なんて思って、子どもの居ない早朝や夕方に母が頑張って連れていっていました。
が、しかし!年長の頃になると、恐怖感や苦手意識がある公園はやはり苦痛だったようで、娘本人が嫌だと主張することが出来るようになり無理に連れていくのをやめました。
では、放課後や土日はどうしよう!?
習い事や児童発達支援や放課後デイなどの利用がない日は、親の方が、焦るんですよね。
でも、嫌なものは嫌。子どもから意志の主張があれば、無理に遊ばせることは出来ません。なので、お友達とも無理に遊ばせませなんでした。
この頃は、公園に行ってもストレス、家に居てもストレスというなんとも悩ましい状況でしたね。
でも、意外や意外!そんな頃にふっと、娘が没頭できる余暇活動が見つかったのです。
発達障害の遊び場!好きなことをさせ続けたら、自然と自分流の遊びを見つけ、外に出るようになった!

我が家の場合、公園は行けませんでしたが、好きな事をさせ続けたらたまたま自分流の遊び方を見つけ、外に出るようになりました。
当時娘は、車のライトがなぜか好き(コアな好みですよね。w)。車を見るのが大好きだったんですよね。
ただ、女の子ということもあり、『トミカ』や『プラレール』では遊ばないと思い込んでいました。なので、車や電車にまつわるおもちゃなども一切なし!
女の子の遊ぶグッズといえば、ポポちゃんとか、人形、ぬいぐるみ、シルバニアファミリー、プリキュアなどなど、そんなものばかりを考えていて、そういう物をお店で見せていたのですが、興味0。せっかく買っても遊びが続くことはなかったんです。
ただ、娘が成長してきて、公園を拒否するようになったことで、時間を持て余すことに。この状況がストレスだったため、ストレスを少しでも解消しようと、しばらくは車見学という名目で外出するようになったんですよね。
ひたすら、駐車場や歩道から車を眺めるという遊び・・。その延長線上で、まさかとは思いつつ、トミカのおもちゃを見せたら、親の想像を超えて大興奮でまさかのドハマリ。
結局1台購入すると、お家でずっと車をお友達に見立てて、遊ぶようになりました。
ここで、「おやおや!?もしかして、興味あることをやらせてみると意外に遊ぶが広がるのかな?」と恥ずかしながら今までを反省し、電車も好きだったので、電車に乗せることを増やして、図鑑を買い与えてみたら、興味が大爆発!
自ら〇〇線を見たい、乗りたいと言い出すようになり、空いた時間や休日は、見学に行ったり、乗ってみたりするようになったんです。
車や電子は一日中見ていても苦痛ではないらしく、ひたすら集中して乗る。ただ乗ってるだけなんですが、『これが楽しいの!?』と私としては本当に不思議でした。
そんな子どもの様子を見ていて、集中力が全くないわけじゃないんだな・・と初めて感じました。というのも、娘あはおもちゃではうまく遊べなかったんです。触るだけでおしまい。おもちゃ遊びが続きませんでした。
そんな子が続いたのが、車のおもちゃ遊びと電車に乗ること。
また、ネットで電車の動画を見たくて、自らパソコンの操作を聞くようになったり、自分で操作にチャレンジしたりするようにもなりました。
そもそも、娘は失敗に弱く、手先も不器用、面倒なことや、出来そうもないことにはチャレンジしようとしないタイプ。テレビも、怖いキャラクターやテレビの電源ランプが恐怖で見ることが出来ないかったんです。
なので、苦手なことを自ら意欲的にチャレンジするということは滅多になかったので、ただただ驚きました。
なので、一般的ではなかったんですが、娘の場合は好きな事を通して、自分流の遊び方、遊び場を見つけました。
彼女にとっては、公園ではなくて、電車を見られる場所や駅、電車内が遊び場。車のおもちゃが楽しさを感じられる場所や遊びだったんです。
好きのパワーは本当にすごいと実感。
ただ!公共の場に行くので親が同伴することと、電車に乗るということで費用が出ていくので、親としては葛藤する部分もありましたが、まあ仕方ない。
好きな事をし続けることで、出来ることや遊びが広がっていくということ、初めて実感した瞬間でした。
結局、この車好きや電車好き長期に渡り継続。結局は、その興味も終焉を迎えましたが、次はまた違う好きな事が出てきてハマっていきました。
ひとときでも熱中して、取り組める遊びが見つけられたら、それを追及していくと自然と遊び場が見つかる。そんな経験でした。
この足跡を共有することでも少しでも何かのヒントになれば嬉しく思います。
それでは、また!











