海と朝陽

『当たり前のことが当たり前じゃない』、『当たり前と思っていたことは実はどれも奇跡でもある』

発達障害と診断された子供を育てて、初めて気づいたことでした。これに気づけたことは、感謝ですね!

今回はそんな経験の1つについて、足跡を残しておこうと思います。

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砂浜を駆け回る娘の姿に、思わず涙が溢れる・・

四葉のクローバー

私(母)は海が大好きでした!学生時代はマリンスポーツも趣味でしていたほど、自分の安心する場所、ホッとする場所が海だったんです。

だから子供を授かって、『子供と一緒に砂浜を駆け回ろう』、『海でたくさん遊ぼう』ってずっと頭に思い描いていました。海で遊べることって、当たり前だと思っていたんです。

でも実際の子育ては、想像と全く違うユニークな方向に!まさか自分の子が発達障害!?当時は本当にどん底にまで突き落とされた気分でした。(今は逆に得した気持ちもあるので、今受け入れられていないお母さん方も大丈夫ですよー!)

娘は小さい頃、手が汚れるのが苦手だったのと、とても不器用だったのもあって、砂遊びを全くせず、手に砂が付いただけで泣く!笑 海どころか砂浜に足をつけただけで号泣。足に砂がつくのをひどく嫌がりました。

『子供と一緒に砂浜を駆け回ろう』、『海でたくさん遊ぼう』そんな風に思い描いていた夢が見事に崩れさりました。本当にショックでしたね~。

海

そこで初めて、”子どもは自分と別の人間なんだ”と改めて気づくわけです。だから理想通りなんて、そもそも通用しない。けど、私も心の拠り所として海に行きたかったんだと思います。でも、娘は海が苦手。自分の安心する場も取られてしまった気分で悲しくなったのを覚えています。

でも、諦められない!娘の人生の上に私(母)の人生があるわけではなく、娘の人生と私の人生の両方があるはず!彼女の好みに家族が生活を合わせることもあるのだから、彼女も私の人生に合わせることがあっても良いのではないかと感じたんです。

それから、何度も何度も時をかけて、海に連れていってみることにしました。もちろん、嫌がるようなら連れて帰るを繰り返しながら!

そうしたら、少しずつ砂浜に足をつけられるようになりました。そして、年少の頃は、足を砂につけて、手でも少し砂を触ることが出来るようになりました。

>>【砂遊び】砂が触れない!砂遊びが嫌い!どうやって、克服した!?

そして年中のとある晴れの日、海に連れていった時のこと。

娘が1人で砂浜の上を笑顔で駆け回りました・・

もうね、涙が溢れて止まらなかったです!なんだろうな、なぜか分からないけれど、"奇跡"のように思えたんです。自分(母)の好きな海で楽しさを共有できた喜びもあったのかもしれません。いずれにせよ、感動という感情が湧きあがりました。

楽しく遊ぶということが難しい子がいる、当たり前のことがすごく難しい子がいる、当たり前のことをするのに、たくさんの時間と労力がかかる子がいる。

娘が特性を持つ子だったからこそ、気づけたことでした。だからこそ、当たり前のことが出来ることに感謝の気持ちをもてるようになった気がします。

まとめ

コーヒー

当たり前のことは実は当たり前じゃなくて、奇跡なのかも!?

奇跡と思えば、感謝の気持ちや感動の気持ちが生まれることに気づきました。

それでは、また!

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