道

娘は小さい頃は特に、手が汚れることは苦手。だから、砂も粘土も苦手でした。砂浜は触れただけで号泣。赤ちゃんの頃から1歳、2歳、3歳、4歳までは、特に強かったです。

でも小学校1年生の頃には粘土を触って、捏ねたり、遊べるようになりました。

ということで、粘土遊びについて、成長の足跡を残しておこうと思います。

粘土は苦手!感覚過敏!?どんな状況だった!?

はてな

粘土は、汚れが最初は気になっていましたが、その内にベトベトした感覚の方に意識が集中してしまって、本来の遊び方を全然しませんでした。べとべとした指をずっと観察しておわり。

なんだろうな~、同年代の周りの子が楽しそうに粘土で形を作って遊んでいる姿が眩しく見えて、苦しい気持ちになったのを覚えています。そんな他の子と違う娘の姿がその頃は受け入れられない気持ちがありましたね。

でも、粘土で遊べない原因は、手の汚れや感覚刺激に意識が向いてしまうだけではなくて、遊ぶための”手先の機能の発達”が追いついていなかったことも関係していると感じます。

そもそも力がなくて、捏(こ)ねる、押すことすら難しいのだから形を作ることはハードルが高い。逆に言えば、粘土遊びは、押したり捏ねたりするので、手先の機能を養うのにはとても良いおもちゃだということに気づきます。

粘土で遊べない!粘土が苦手!成長してどうなった!?

葉と光

粘土の感触や汚れが気になって手ばかりを見てしまっていた娘ですが、年中の頃から粘土を自らの意志で触ろうとし始めました。

年中の後半は、丁度人への関心が少しずつ出てきたタイミングだったので、お友達が触って楽しんでいる姿を見て、『触ってみるか・・』という様子があって、少しずつ自発的に触るようになりました。

年長になると粘土でなんとか形を作ろうとするように。でもこの頃は大変でしたね・・。トホホ  思い通りに粘土で造形出来ずに癇癪を起すことも多くて・・母も悩みました。

そして小学生になると完成度はどうであれ、思い描いたものを粘土で作ろうとし、作るように!得意ではないので、大好きな遊びとまでは行きませんが、たまに『粘土で遊びたい!』なんて、以前では考えられなかったお誘いが来ます。

小さい頃は考えられなかった変化に驚きと感動があります。

粘土遊びが苦手!粘土で遊ぶために何かした!?

はてな

そもそも粘土をツンツンと触ることは出来たのですが、汚れというかべとべとした感覚が苦手だったり、気になってしまって遊べない様子だったんです。なので、触るということから遊ぶという段階になかなか進みませんでした。

友人の臨床心理士さんに相談すると、手が汚れない方法で練習してみたら!?とアドバイスを頂いたんですよね。それが、風船の中に小麦粉を入れて遊ぶこと。感覚遊びが好きな場合は、逆に集中して遊べるかもしれません。

風船っといっても、膨らんでいない風船!その中に小麦粉を入れてふっくらさせます。小麦粉がこぼれないように風船の口を閉めたら出来上がり!その小麦粉の入った風船を触るとびっくり、粘土みたいに弾力があって、指でぷにぷにと押すことが出来ます。

これであれば、手が汚れずに、粘土を押すという作業に似ていることが出来るんです。手先の機能を使う練習にもなる。なのでこれをずっとしていました。

途中で、手が汚れない粘土というのを購入してみましたが、力のない娘には硬すぎてうまく使いこなせず、残念ながらお蔵入り。形を造るという意味では、普通の手が汚れる粘土の方がうまくいきます。

大丈夫、その子なりに少しずつ成長していきます。

以上が、粘土遊びについてでした。

子どもの成長止まることはない、改めてそう感じています。苦手なこともある日突然克服できる日が来たりします。

少しでも先の見通しができて、ホッとする瞬間が訪れますように。応援しています。

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