娘は、塗り絵など手先を使う作業がとても苦手。幼児の頃はうまく出来ないことがストレスで癇癪をしょちゅう起こしていました。この癇癪やパニックは本当に大変で、クールダウンするまでは手が付けられないほどでした。
でも、塗り絵は小学校生活で普通級を視野に入れている場合は、図工や他の活動を考えるとある程度出来た方が良いし、娘本人もその方が楽だろうな・・と感じて練習していました。
最初はなるべく大きな塗り絵を用意して練習をしていたのですが、娘にとって苦手な事を楽しく取り組めるようにするのは意外と難しかったんです。大きい塗り絵は失敗が少なくとても良いのですが、塗る量が多い分疲れて興味が続かないことが多々ありました。
大人の私でも、嫌なことをやらされるのは苦痛だし発狂するな・・とふと思ったんです。そんな時に、娘を見ていた先生から塗り絵についてアドバイスがあったんです。
細かい塗り絵の方が達成感があって、集中しやすい子が居る!
このアドバイスとても参考になりました。それからというもの、子どもも親も余力のある時は大きい塗り絵、そうではない時は細かい塗り絵と分けて練習するようになりました。
今まで、塗り絵は大きい塗り絵から練習した方が良いという固定概念があったんですが、細かい塗り絵の方が集中できる子が居るというのは実際に母子で取り組んで納得。
大きい塗り絵ははみ出すリスクは少なく失敗しづらいのですが、ムラが目立つのでその点が気になってしまう子もいるんですよね。それに、塗り終わるまでに時間がかかり、子どもも疲れて離脱しやすい。
そんな中、しっかり終わらせようと頑張って取り組んでいると、母子ともにキーーーッ!となってしまいがち。こうなると、塗り絵嫌いに発展するリスクが出てきます。
一方で細かい塗り絵は塗る箇所が少なくてすぐ終わる。例えば下記のような塗り絵は細かいけれど、花びら数枚とか区切りをつけやすく、花びら1枚であれば1分もかからず終えられます。
その分細かな手先の動きが必要なのと、細いペンやクレヨン、色鉛筆の方が良いのでチャレンジするタイミングは考える必要があるかもしれませんが、短時間で区切れるので母子ともに気が楽なんですよね。
なので、お子さんが大きい一般的な塗り絵が苦手という場合や、塗り絵を一緒にやるとイライラしてしまうという方は、細かい塗り絵で一度チャレンジしてみることオススメします!
ちなみに娘の場合は、大きい塗り絵はやる意欲はあるものの、苦手で途中でイライラするタイプ。そんな時に、こちらの細かい塗り絵にチャレンジさせてみたところ、取り組みやすいようで楽しくやっていました。
途中でいくらでも辞められるので、無理なく取り組めるし、色々な色が使えて出来上がりがとにかく綺麗でステキです!
細かい塗り絵はどこで買える!?
そうそう、こういった細かい塗り絵って子供用の塗り絵コーナーでは見かけないことがあります。ちなみに、子供用の塗り絵で、細かく、娘が喜んで取り組んだのは下記の塗り絵!
今は、違うバージョンもあるようですが、表紙を見ても分かるように、1ページの中で細かい塗り絵に別れていて、細切れにチャレンジできるので、短時間から取り組めます。それに可愛い。
他には、ネット上だと、アマゾンさんでぬりえぶっくと検索すると、たくさんの細かい塗り絵がでてきます。前に紹介した、花びらのようなマンダラ模様のような塗り絵は実は大人用の塗り絵ブック。
大人用の塗り絵ブックは下記のようなものが多々販売されています。
我が家にある下記の塗り絵は、北欧発の雑貨店、flying tigerで購入しました。表紙も掲載しておきますね!(残念ながらオンラインショッピングは今のところ出来ないみたいです。)
表紙↓
あとは、本屋さんに大人用の塗り絵コーナーがあって、こういった細かい塗り絵が置いてあるところもあるようなので、実際に手に取って見てから購入出来るかもしれません。
大きい塗り絵も、細かい塗り絵もそれぞれメリット・デメリットがありました。それぞれお子さんの様子によって使いわけてみると良いと思います。