くまと困り顔

言語の発達がのんびりさんだった娘ですが、年長の2学期あたりから人に興味を持ち出して、グンと会話のバリエーションが増えました!

そんな時に、ふと園の先生からこんな報告が・・。

”園の活動でやっている事とは異なる、自分の興味のあることを先生に向かって一方的に喋り出してしまうことがある”

しかも、高頻度で!ウムム~~!

年長の頃だったので次は小学校で勉強が始まると考えると、こりゃ授業を途中で止めてしまうことになりかねないな・・。とうことで、家庭で出来ることを取り組むことに!

何を教えたかというと、”今喋っても良いのかを先生に事前に確認すること”でした。

『手を挙げて先生に問いかける』を教える!

教室

なぜ先生に一方的に話しをするかというと、根底には、きっと下記のことがあるのかなと!

  • 先生と喋りたい
  • 先生に聞いてもらいたいことがある
  • 先生に注目してほしい

これらの欲求を満たしたいことから喋りかけるんだろうなぁと思いまして・・。でも、娘の都合で必ずしも応えてもらえるわけではない!これは社会に出たらたくさんあること!

でも、娘自身は話すのに適切なタイミングや空気を計ったり読んだりすることが難しい様子だったので・・

今喋って良いのか、聞いてもらえるのか、タイミングを確認する方法を教えよう!

となりました。笑 まさに社会性について学ぶ機会に恵まれかんじーー!ということで、

先生と話をしたかったり、質問したり話をしたければ『手を挙げて先生を呼ぶこと』を教えることにしました。『ハイ!先生!』という感じ!

これが出来ると、先生側は、『あ、質問があるんだな。喋りたいんだな。』とすぐに分かってくれるはず!でも、その呼びかけた時が答えられるタイミングでなければ、『待っていてね』となるべく先生に応えてもらい、待っていた後に出来る限り対応してもらうように園の先生や療育先の先生と情報を共有して取り組んでいました!

これも忍耐が必要、時間をかけて取り組むことになります!ヒーー!

紙飛行機

まずは、手を挙げて呼んだら、応えてもらえるという成功体験を積む必要があるけれど、園や集団活動の現場で完璧に応えてもらうのは難しいので、家庭で出来る限り取り組むことに!

おやつの時間でも、『おやつください!』という言葉掛けにすぐに応じないで、『手を挙げてハイ!って言ってみて!』なんて促して、『ハイ!おやつください!』って娘が言ったら要求に応えるようなことを日々の生活の中で色々と探して取り組んでいました!

療育先の先生はさすがです。『ハイ、先生!』と呼ぶことを教えて下さり、そう呼んだら応えるという体験を集団療育の場で実践して経験を積ませていただきました!

この取組の中で、一番難しかったのが、『ハイ!先生!』と呼んで、先生側から『待っていて』と言われた時の”待つ”という感覚。”待つ”と言っても、どれだけの時間を意味するのかが人によって異なるので、娘自身がなかなか待てないことがあったこと!

びっくりマーク!

でもそれは、待ったら応えてもらえるという成功体験が少なかった時期、あとは、どれくらい待てばよいかが分からず不安だったことが原因だった気がします。なので、『あと5分』とか、『何番目に話聞くね』などの具体的なことが分かると不安が減って待てることが多かったですね!

そして、ハイ!と手を挙げて先生や人を呼べば、必ず来てくれるという安心感が出来ると、『待っててね』と抽象的に言われても待てる時間がとても長くなりました

そして小学生になってからは、『ハイ!先生!』と呼んで、『待っててね』と言われたけれど、”先生が呼ばれたことを忘れてしまって対応してもらえなかったらどうしら良いか”を話す機会が来ました!笑 そう!先生だって忙しいし色々な子供からの問いかけがあるので忘れることだって当然ある!そんな時はどうしたら良いか、『もう一回呼んでみる!』、『自分でやってみる』、『他の先生や人に聞く』なんてことを教えています!

まとめ

コーヒー

”自分の興味のあることを一方的に喋り出しちゃう!”ことへの対応策、第一歩は、

今喋って良いのか、聞いてもらえるのか、タイミングを相手に確認する方法を教える!

でした。大きくなるにつれ、色々な新しい課題が見えてきています!1つずつ教えて、生きる幅を広げられますように!

それでは、また!

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