あひる

子供の発達を考えるきっかけで、最も分かりやすいのが『ことば』

我が家も娘の発達を心配して不安に駆られたきっかけは、この『ことば』でした。

特に園児の頃は、『ことば』の成長があまり感じられずに、家で母子で過ごすのがしんどいなと感じたり、娘のことが分からずモヤモヤしたりしていましたね!いやー苦しかった気がします。

ちなみに、娘の幼児期の『ことば』の成長を簡単にまとめると下記の通り。

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  • 1歳半~2歳:単語が出始める!(ママ、パパなど)
  • 2歳前半:2語文が数パターンのみ出る!(わんわん、いた。)など。
  • 2歳後半:数パターンの2語文や単語のみ!
  • 3歳:単語メインで、複数パターンの2語文!
  • 4歳:単語メインで、パターン化した簡単な会話!
  • 5歳:同じ言い回しを何度も繰り返す。会話のキャッチボールは1往復程度。

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そして、小学校1年生になった頃から、彼女なりに一生懸命、言葉を繋げて会話をする姿がたくさん見られるようになりました。それと同時に、人への接し方、社交性にも同じように変化があったように感じます。

人への興味が湧くのと同時に、『ことば』の成長が!1年生になってようやく娘との会話が楽しいと思えるように!

右肩上がりのグラフ

娘が、人に対して積極的に興味を示しているなと感じたのは、年長の頃だったんですよね。それまでは、感覚的に他のお友達が楽しそうにしている雰囲気は大好きという印象でしたが、人に積極的に興味を示しているという印象はありませんでした。

それが、年長の頃になり、特定の子を好きになって真似したり、注意を向けてもらいたくてちょっかいを出してしまったり、特定の子と遊びたいという様子が見られたりするように!

そんな年長の頃は、ぐっと言葉が増えたなという印象だったのですが、コミュニケーション力が増えたとまではまだまだ言えず。

でも娘が小学生になると、人に対して積極的に興味を抱いているのがありありと分かるようになりました。「あの子の名前は何ていうの?」と学校の先生に聞きに行ったり、分からないことや知らないことを、先生に積極的に聞きにいったり、人に好意を寄せて仲良くなりたいという様子が明確に分かるように。

そんな時、家庭内で娘と過ごしている際にふと、「娘との会話が楽しい!」と初めて思えたんですよね。

四葉のクローバー

まだまだ、言葉の使い方が不自然だったり、使い方が違っていて何を伝えたいのかは大人が汲み取ってあげる必要はあるにせよ、一生懸命に会話をしよう、コミュニケーションを取ろうとする姿が見られました。

やっぱり、人と積極的に関わりたいという気持ちから、コミュニケーションを取るために言葉を使おうとするんだなと感じます。

発達において、ついつい『ことば』にスポットが当たりがちだけれど、『ことば』は実は奥がとても深くて、『人に伝えたい』、『知りたい』、『関わりたい』、というような人への関心がないとうまく広がっていかないみたい。

年中の4歳くらいまでは、自分の欲求や要求を通すために『ことば』を使うことが圧倒的に多かったんですよね。要求を通すための言葉は、大体決まっているし、発展させる必要がない。

『ことば』の成長は、社交性と深く関わっている。つまり、ことばの成長のタイミングは、社交性の成長が関係しているのだと、娘を見ていて感じます。

それでは、また!

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