子供が幼稚園、小学校などに通い出すと、「習い事をする」というのがなんとなく自分の子育ての常識にあることに気づきました。
他のお母様方からも、「習い事してる!?」なんて会話や、「1つは習い事をさせたい」、「習い事をさせなきゃなぁ」なんて話が聞こえてきます。
同じく我が家も、自分が小さい頃は習い事をしていたので、「子供にも習い事を」という思いが自然と芽生えたのですが、・・うーん。悩むわけです。というのも、子供は発達上の特性を抱えていて集団が苦手。発達の遅れもあるんでよね。
ということで、今回は、「習い事」について、まとめておこうと思います!
発達障害を持つ子、”習い事”はどうしてる!?習い事、事情!
以前、発達障害の専門医とされる医師の講座で、発達障害を持つお子さんのお母様が習い事について質問していたことがありました。「発達障害の子でも出来る習い事はあるんでしょうか!?」という質問。やっぱり、皆さんがふと思い浮かぶ疑問なんですよね。
医師からは、医学から質問が外れてしまうので、何が出来るとは言えないけれど、今まで担当してきたお子さんや患者さんの情報から下記の習い事が発達障害の子供でも取り組みやすいのではとおっしゃっていたんですよね。
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- 水泳
- 剣道
- 弓道
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ただ、習い事には注意が必要で、”誰のために習い事をしているか・・”ということ。子供が、親から認めてもらいたくて、無理に頑張ってしまうケースもあるということで、注意を促してらっしゃいました。思わず、自分に言われているようで、ハッとしたのを覚えています!トホホ・・
そして、我が家の経験や、周りの方々で下記のような習い事で問題なく通えているという方がいらっしゃいます。
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- 水泳
- 体操・運動
- 公文
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一方で、下記の習い事をさせてみたものの、うまく行かずに悩まれているという話も聞いています。
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- 英語
- サッカー
- ピアノ
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ちなみに我が家の場合は健常と呼ばれるお子さんが通う習い事はさせていませんでした!
なぜかというと、幼稚園でどうしても集団から外れてしまう時期やついていけないことがあったこと。言葉が遅れていた分、本人の感情が乱れると言語で表現する代わりに行動や態度で表現することが多く、反抗的な行動を取るので、周りにご迷惑を掛けるし、そういう行動で親も追いつめられると考えたからなんですよね。
一度、先生と子供が1対1のピアノにチャレンジしましたが、指示に従えず注意散漫で歩き回るだけだったのですぐに辞めることに!その後は、公けに発達障害の子供を受け入れると開示している体操教室と、短期的なプール教室、幼児教室に通いました!小学校に入ると、時間が合わずに全て辞めて、アートや料理の活動もある児童デイサービスに通うことに!
ただ、お子さんの状況によって、通える習い事の範囲も全然違うと感じます。なので、上手く行かなかったと報告されている習い事でも、楽しく通えるお子さんもいらっしゃるはず。まずは体験させてみて、楽しそうに通えるかを見るというのは大事かなと感じます。
以上が、「習い事、事情!」でした。
子供が習い事をするということ、自分の中では当たり前にあって、「習い事をさせなきゃ!」って焦っていた時期があったように感じます。「誰のための習い事なのか・・」医師からの言葉が未だに頭に響いていてハッとするんですよね。「子供が楽しめること」、軸にしようと今でも思っています。
それでは、また!