電球

 

我が家は、娘が幼稚園の間に引っ越しをしたため、転勤先だった信越地方ではマンモス園に通い、首都圏に引っ越しをしてからは少人数制の、こじんまりとした園に通園をしました。

ということで、我が家はたまたまですが、マンモス園(在園児数の多い園)と、少人数制の園の両方を経験することが出来たんですよね。

一般的に、発達障害の疑いがある場合、療育先の先生などからは

『幼稚園などは少人数制の園が良い』

と言われてきました。

そして、実際、少人数制の園に通い、あることで娘にとってはストレスが増えてしまったんです。それは、『自由』が多いということ。

今回は、そんな少人数制の園のことについて、記録を残しておこうと思います。

少人数制の園だから良いとは限らない!?少人数制でも『自由』が多いと子供にストレスがかかる!?

遊ぶ子供たち

発達障害と診断された娘は、年中までは信越地方のいわゆるマンモス園(園児数の多い園)に通いました。

その園は、園児数は多いものの、活動内容はとても明確だったんです。自由時間は多いけれど、活動する際はやることが細かく明確に決められて、分かりやすいということ。

逆に、転園した少人数制の園は、”のんびり”な雰囲気が前面に出ている園で、”自由”な時間が圧倒的に多い。この”自由”に娘はしばらく、困っている様子だったんですよね。

”自由”が多いというのは一見良いように思えたんですが、”自由”ということは自分で工夫して遊びを考え、創り、実践する必要があって、それが娘はとても苦手だったんです。

なので、”自由な時間”は、彼女にとってはどうして良いのか分からず、ウロチョロ、あたふた、ポツンという感じ。手持ちぶさたな時間、安心していうまく遊べない時間が小人数制の園に転園して逆に増えてしまいました。

”自由”の中に、好きなおもちゃがあって、好きな遊びが目の前に広がって使えるという確約があるのならば、良いのですが、自分の没頭できるおもちゃがあるとも限らず、他にも園児がいるので、自分のタイミングでおもちゃで遊べるわけでもないんですよね。

なので、いくら少人数制の園であっても、”自由に遊ぶ”という時間が多い園や、”自由”を特色にしている園の場合は、子供にとって負担になる可能性があるということ。

何かを創造することや、遊びを創ることが苦手なお子さんの場合は、”自由”ということがお子さんにとって負担や苦にならないか、一度検討されると良いかなと思います。

それでは、また!

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