娘は、幼い時からとにかく手先が不器用でした。ペットボトルのキャップなんてもってのほかという感じで練習すらしていなかったのですが、在園時(年中の頃)に1学年下のお子さんが、ペットボトルの蓋を上手に開け閉めしている様子を見て衝撃を受けたんですよね。
「もう、こんなことが出来るんだ!」とある意味ショックを受けまして、娘にもやらせてみたところやはり撃沈。全く出来ずでした。そんなことから急に焦りスイッチが入り練習することに。
今回は、そんなペットボトルなどのくるくる回して開けるキャップの練習方法についてまとめておきたいと思います。
ペットボトルのキャップの開け閉め、成長してできるようになる!?
結論からいうと、小学生低学年にはペットボトルのキャップの開け閉めは自分で出来るようになりました。ただ、低学年の内は最初に開けるときだけは「開けてー!」と言い手伝っていましたが、最初開けてしまえば後の開け閉めは自分で出来ていました
高学年になるとよほどの硬いキャップでない限りは、自分で最初から開けられるようになりました。
また、ペットボトルの開け閉めに限らず、くるくる回して開け閉めするという意味では水筒の蓋も自分で開け閉めできるようになりました。なので、水筒の準備も自分でします。
そんな娘ですが、練習を始めた最初の頃は、出来るようになる見通しは一切なし。不安でしたね。でも、幼児の頃、出来なかったほとんどのことは成長と共に出来るようになっています。
そのまま成長が止まることはないので、長い目を見て取り組んでいくのがオススメです。
ペットボトルのキャップの開け閉め、練習方法!
キャップの開け閉めの練習、我が家の場合は下記のような順で練習をしていました。
fa-lightbulb-o練習するコツは
- 心と時間の余裕があるときにする!
- 練習はゲーム感覚で短時間。無理はしない!
- 必ず「できた!」で終わらせる!
です。「出来ないこと」の練習は、親子でストレスが溜まりがち。イライラすると親子で爆発して逆効果になりかねないので(→経験済み)、なるべくイライラしない環境を作ることがオススメです。
それでは、練習方法をもう少し詳しく見ていきましょう。
1. 100円ショップで、お弁当用のソース入れとシールを購入!
まずは、上記画像のようなお弁当用のソース入れを購入しました。色々なタイプのものがあるのでお好みで選びましょう。
次にシールを購入するのですが、シールはキャップと容器に1枚ずつ同じシールを貼るので、容器に貼れる大きさであることと、同じシール2枚以上入っているものを選びましょう。
2. キャップと容器に同じシールをつける!
ソース入れとシールを準備したら、上記画像のように容器と蓋にシールを貼ります。容器と蓋には同じシールを貼り、それをいくつか用意します。
我が家の場合は、キャップ練習において「動物さんのジュースを作ろう!」というゲームを想定していたので、動物シールを選びました。
3. 同じシールの容器とキャップを見つけて、キャップを閉める!
いよいよ、動物さんのジュース作り!娘の前にキャップと容器を分けて置いて、「黒猫さんのジュースを作ろう!」なんて声掛けをして、黒猫のシールが貼ってある容器とキャップを探してもらい、閉める練習をしました。
最初は、私がキャップを閉めるところを見せたり、補助したりしながら「キャップを閉めること」を繰り返しました。出来ないと練習が続かなくなるため、必ず「できた!」で終わらせることを心がけていましたね。
ほとんど私が閉めるけれど、一ひねりだけ娘にさせて「できた!」と喜んで終わることからスタートし、徐々に娘がやる工程や時間を増やしたという感じです。
キャップが全部しまったら「ジュースの完成!」閉めることに慣れてきたら、次は開ける練習を同じように取り組みます。
出来ない内は、1本でも大変。なので、親子でイライラするようであればスモールステップで短時間からスタートするのがオススメです。今日は、蓋を容器に被せるだけにするとか、1本だけ取り組むとか、色々と調整することが出来ます。
4. お片付けをする!
最後は、しっかりお片付けをします。「始まりがあれば終わりがある」ということで、容器とキャップをそれぞれの位置に戻したり、片付けようの箱に入れたりしてお片付けを一緒にします。
このお片付けも結構重要視していましたね。片付けをすることでキャップをつまむという作業が出てくるので手先を使う練習のような感覚でした。
片付けたできたらおしまい。こんなことを繰り返している内に気付けばある日、1人でキャップの開け閉めが出来るようになっていました。
以上が、「キャップの開け閉めの練習方法!」でした。
我が家の場合はこんな風に練習をしないと出来ないということがたくさんありました。最初はどうなるかと思っていたくらい難しかったことも、少しずつ出来るようになっていきました。
出来ないことへの練習は不安がつきものですが、無理せず、成長と共に長い目を見て取り組んでいきましょう。応援しています。