発達障害と診断された我が子、就学においてはとても悩みました。
年少の頃から少しずつ地域の小学校、引っ越しも考慮した上で学区外の小学校や発達障害の子にとって良い環境と聞いた地域の小学校を見て回っていたんですが・・。
その頃、たまたま参加した長期休暇中の短期療育プログラムで知り合ったお母様方から、小学校の選択肢に私学の候補があるというお話を聞いたんですよね。
『私学』という選択肢が我が家には当時なかっただけに、とても驚いたのを覚えています。
発達障害の子、小学校の選択肢として『私学』もある!?
我が家は年中の頃までは、転勤先の地方で過ごしていたのですが、その後首都圏に転居しています。
そして、結果的に我が家の場合は就学先は、『私学』を選ぶことになりました。きっと、「私学」の選択肢があるという情報を聞かなかったら、公立の小学校に進んでいたはず。
そう考えると、「ふとしたきっかけで人生って変わってしまうんだよな」と、良くも悪くも感じてしまいます。ちなみに、軽度発達障害のお子さんの場合はさらに、私学の選択肢が広がると聞いています。
でもこればかりはお住まいの地域にもよるはず。地域によっては、私学という選択肢がない場合もあるんですよね。例えば、以前住んでいた地方の場合、私学自体がないので、公立小学校か国立の小学校という選択肢でした。
よって中には、特定の「私学」を選ぶために引っ越しをされる方、母子のみで学校近くに住居を構える方も実はいらっしゃいます。こういった状況も、短期の療育プログラムに参加するまでは知りませんでした。
発達障害、私学の小学校を選択肢に入れることで大変だったこと!
私学を選択肢に含める上で、大変だったことは次のこと。
- 受験が必要!
- 情報収集が大変!
私学ということで、学校によって異なりますが当然ながら受験(ペーパーテスト、行動観察、面接など)が必要で、合格することで入学が決まります。
なので、あらかじめ子どもと一緒に説明会や、相談会に参加して情報収集、願書などを入手する必要が出てきます。、また、テストや行動観察や面接対策なども少なからず準備が必要。これらの労力と準備が意外と大変なんですよね。
特に特性を抱えるわが子を連れての説明会参加や、テストや行動観察、面接等の準備はかなりの心労が・・。でも、ここを通らないとそもそも私学の選択肢がなくなるため、私学を考える場合は覚悟を決める必要があります。
ちなみに我が家は、年中の頃に説明会や学校側の相談会や面談に参加していました。
また、私学を選択肢にする上で、大変だったのが情報収集。公に発達障害の子を受け入れますと宣言している学校が当時はほぼなかったため、我が家の頃の情報収集は風の噂頼みでした。
風の噂とは、療育に通うママさん方や療育先の先生など。「〇〇の学校は受け入れているらしい!」とか「〇〇の学校は受験に受け入れてくれるけど、サポートがない!」など。
地域や療育先によって、私学に関心のあるママが複数いらっしゃる場があり、そういった場にたまたま出くわすと思いがけない情報が入ったりします。
もともと私は一般家庭で地方に住んでいたため、私学の情報は一切入ってこなかったのですが、たまたま長期休暇中に参加した都内の療育プログラムで私学に関心のあるママさんが多数いらっしゃったことでまさかの私学の選択肢が生まれました。
でも、学校のサイトにも説明資料にも発達障害の子の受け入れ可能とはなかったため、情報収集は親次第という感じで難しさがありましたね。
現在はどうなのか分からないのですが、少しでも私学に興味がある場合は、早めに情報収集をスタートさせ、年中の頃までに学校見て回り、選択肢を絞ると楽かなと感じます。(年長になって間に合う場合もあるので、諦めずに!)
以上が、「発達障害の子の小学校、私学もある!?」まとめ、でした!
実際のところ、子供の状況によっても選択肢が広がりが違うように感じます。受験自体、普段と違うことをするので子供にとっては少なからず負担がかかりますし、学校によっては受験のために塾に通う必要があるところも・・。
そうなると、子供が塾に行くのを嫌がったり、適応できなかったりする場合は、一部の私学の受験は難しくなります。我が家は、名門校などは一切考えていなかったので、学校への適応ができるかと同時に周りにご迷惑がかからないかがとても心配でした。
まさか私学になるとは・・まさかの結果に自分自身が驚きます。なので、「私学」という選択肢もあるということ、足跡を残しておこうと思います。
それでは、また!