幼稚園のイメージ

娘が就園前、療育先の先生方や専門家の方から言われていたのが、特性のある子は、発達障害を抱える子は『少人数制の園が良い』ということ。

それだけではなく、様々な発達障害にまつわる本でも同じようなことが書かれていた気がします。

たまたまですが、我が家は引っ越しの関係もあって、子供の数がとても多いマンモス園と少人数制の園を両方経験することに!

マンモス園は、1クラス子供30~40人に対して先生2人。少人数制の園は、10名程度に先生1人でした。

どちらも、先生方に恵まれて理解のある園でしたが、蓋をあけてみて分かったことは、やはり少人数制の園が良かったということ。

ということで、『なぜマンモス園より、少人数制の園が良かったのか』、足跡を残しておこうと思います!

なぜマンモス園より、少人数制の園が良かったのか!?

チェックリスト

まず我が家の経緯を説明すると、最初はマンモス園を選び、年少から通園していました!とにかく悩んで納得した上で決断したので、後悔は一切ないのですが、その頃は、

『健常と呼ばれるグループのお子さんが多く居る中で過ごすことが多ければ、刺激となって成長が促されるはず!』

そう考えていました。だからこそ、健常と呼ばれるお子さんが多い園を選びました。(もちろん他にもたくさんの決め手となる要素がありましたが!)

でも娘の場合は、健常と呼ばれるお子さんが多い環境の中で過ごすことで、逆の効果が出るように!どういうことかというと、健常と呼ばれるお子さんがスイスイと出来ることが、なかなか出来ないことに娘自身が気づくようになり、劣等感でパニックが増えいったんです。

さらに、健常のお子さんが多いことから、園や先生が期待する子供への教育のハードルが娘にとってはおのずと高いので、ずーーーっと頑張らなくてはいけない環境下に居る状態に。成長どころか、心が潰れてしまうのでは・・、そう考えるようになりましたね!

そんな時に引っ越しをすることになり、転園することに!次は、少人数制の園を選んでみることにしました!

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少人数制の園の良さ

電球

少人数制の園はというと、マンモス園に比べて下記のような良さがありました。

もう少し具体的に説明していきますね!

支援をしてもらいやすい

お手伝い

少人数制の園にしたことで、先生の目がマンモス園の頃よりも行く届くようになり、特にお願いしていなくても、先生から支援してもらう機会がグッと増えたんです!

就園前は、支援してもらいすぎると、「将来支援してもらわないと生きて行けなくなるのではないか・・・」と不安でした。だからこそ、健常グループと呼ばれるお子さんが多いマンモス園にして、刺激をもらって娘の成長を促すことが出来ればと思っていたんですよね!

でも!少人数制の園に転園し、支援をしてもらうことが多くなってから、そんな不安は払拭!最初こそは支援してもらいながらやっていたことも、1人で出来ることがたくさん増えました!

具体的には、出来ない時はパニックではなく”SOS”を出すことを覚え、言葉でSOSを言葉で出す方法を学び実践。部分的に出来ないところを援助してもらって出来ることで自信がつき、1人でチャレンジする意欲が湧き、その内1人で出来るように・・、そんな流れが出来て、総合的に出来ることがグンと増えました!

先生の目が行き届き、課題が見つかりやすい

目

マンモス園の頃は、子供の人数がとても多く、色々なお子さんが居たんです。特性を持っているお子さんもクラス内に居たし、わんぱくな子もたっくさん!なので、多少集団から外れても、親にとっては良い意味で紛れてしまって目立たなかったんです。

でも少人数制の園に転園してからは、目立つーーー!!笑 人数が少ない分、そして先生の目が行き届く分、集団生活における困難や課題、問題行動などがとても分かりやすく把握できるようになりました。

これってね、母としては相当苦痛でしたね!今まで見て見ぬフリできたこと、紛れてしまって見えなかったことが、急に見えるようになるわけで!!ヒーーー!

ということで、毎日のように先生から、丁寧に報告を受け、母としては多大なストレスを抱え、心が波のように揺れていました。

でもね、ふと、「この課題や問題を今気づけて、聞けて良かった」って、思う時が何度もありました。知らなかったら、見て見ぬフリをしていたら、解決方法を考えることも、対処することも、解決策を試す機会もなくなるんだ・・って思ったんです。小学生になる前に、集団生活での困難を目の当りにしたことで、小学校選びや就学相談に役立ったんですよね。

だから、親にとっては”先生の目が行き届き、課題が見つかりやすい”ことって、苦しいことも多々あるけれど、後で大きくなってから気づいて把握や対処が遅れるよりは良いと思えました。

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子供自身がチャレンジできる機会が多い

折り紙を切る

子供の人数が少ないことで、おのずと子供自身が自分でチャレンジする機会が増えました!マンモス園だった頃は、遊戯なども出来ないことは、出来る子がカバーするか、先生がある程度やってしまうという様子がありました。

当然ですが、マンモス園の場合は、先生がカバーする子供の人数が多いので、丁寧にゆっくり子供がチャレンジするのを見守るには制限があるんですよね。

一方で、少人数制の園の場合は、じっくりチャレンジできる機会を与えられて見守ることの出来る余裕さを感じられました。

授業や活動参加において、柔軟に対応してもらいやすい

先生と生徒

少人数制の園の場合は、子供の人数が少ない分、それぞれの子供のことを考えて、活動内容を変えたり、やり方を柔軟に変えてもらうことが出来ました!

一方で、当たり前ですが、マンモス園の場合は、物理的にも少人数制の園ほどの柔軟性は余裕はなかったです。

まとめ

コーヒー

あくまで我が家場合ですが、

「マンモス園より少人数制の園の方が、親子共に成長出ました。」

それでは、また!

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