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娘を授かった時、親子でディズニーランドに行くことを当然のように思い描き、そんな未来を楽しみにしていました。

でも、実際は子どもが発達障害という診断を受け、良くも悪くも思い描いていた子育てとは全く違う方向に進みました。

思い描いた通りの子育てなんてないのかもしれないけれど、まさか『ディズニーランドが苦手だなんて!!』

ディズニーランド、子どもはみんな喜ぶものだとばかり思っていました。恐るべし固定概念です。

そんな私ですが、子どもをディズニーランドに連れていってみたい願望を断ち切れず、娘が6歳の時(年長)に初めて平日の空いているディズニーランドに連れていったのですが撃沈。

しばらくは固まってしまって動けず、最初の乗り物にのるまでにものすごく時間がかかりました。朝から行ったのですが、環境になれて動けるようになったのは午後。

午後は、穏やかなアトラクションを楽しむ姿も見られましたが、娘には負担だったようで、私が再チャレンジを試みた小学校中学年までは行きたがることもありませんでした。

そして時が経ち、小学生になって会話やコミュニケーション力が少しずつ成長していくと、なぜディズニーランドが苦手なのか、本人の口から説明があり、ようやく苦手な原因が判明!

今回はそんな話しを記録しておこうと思います。

子ども、ディズニーランドが苦手!嫌いな理由とは!?聴覚過敏!?

驚くネコ

娘がなぜディズニーランドが嫌だったかというと、理由は、『音』でした!えぇぇーー!?と驚いたのは私。

人混みが嫌なのだとばかり思っていたら、違っていたようで「音が嫌だ。」と娘から直接話がありました。

よく考えれば、私が連れて行った平日のディズニーランドは混んでおらず、休日に比べれがガラ空きだったんです。

『何の音が嫌だったの!?』と聞くと、なんと、

ディズニーランドで流れている音楽が嫌なの。

とのことでした。

私自身は音楽が流れているかを全く気にしたこともなく、よく分からなかったのですが、思い返してみると、ディズニーランドって至るところで音楽流れているかも・・。うん、流れているなと。

パレードも、アトラクションに並んでいる時でも流れていたような・・いやいや、歩いている時ですら音楽流れていたような・・。

彼女にとってはそんな、バックグランドミュージック的な音楽が当時は耐えられなかったようです。

この理由を聞いたのは、ディズニーランドに行ってから約1年後。言葉がしっかり出るようになってからでした。そうか、そうか。

遊園地やテーマ―パークは全部苦手と思っていたのですが、よく考えると今まで連れていった中で1つの遊園地だけ何度も行きたがった所があったんです。そこは音楽、流れてない・・。そうか、そうか。

我が家にとっては、世紀の発見のような感覚でした。こんな風に成長と共に言語表出が出来るようになり、解明されていくことがたくさんありました。

ディズニーランドが苦手な子、成長してどうなった!?好きになった!?

葉と光

成長と共にどんどんと変化があった娘ですが、ディズニーランドも小学校中学年に1度、高学年に1度と再度チャレンジをしてみました。

子どもにもしっかりと話し、納得の上での再チャレンジ。これまでNGだったものが大丈夫になったもの、克服したもの、好きになったものが多々あることを確認し、ディズニーランドにも行ってみることに。

結論からいうと、

 成長と共にディズニーランドに楽しさを見出せるようになりました。ただ、特定の乗り物はすごく好きになったけれど、ディズニーランド全体としては大好きでもない

という感じです。w

幼稚園の時よりは小学校中学年、小学校中学年よりは小学校高学年の方が楽しかったとのことで、年齢と共に楽しさが見出せるようになりました。

聴覚過敏もずっと抱えていますが、成長と共に理解力が上がり、許容できる範囲が広くなっていきました。なので、ディズニーランドの音も注意散漫にはなりますが、問題なく園内で過ごせるようになりました。

ただ、もともと人混みも好きではないし、乗り物も穏やか な乗り物しか乗れないし、待つ時間に対しての満足感はディズニー好きの人と比べると低いのは確かです。

乗り物も、特定の乗り物は好きで、同じものを何度も繰り返し乗る感じは変わらず。パレードも相変わらず苦手で興味なしでした。

でも、ディズニーが嫌いだったり苦手な子がいるのってある意味普通だよなぁと。だって、人それぞれ違いますもんね。

でも、親がディズニー好きの場合、子どもと一緒に楽しめないのは辛いものがあるはず。親だって人間。自分の人生もありますから楽しみたいのは当然ですよね。

子どもの成長と共に捉え方はどんどん変わっていくので、たまには親に付き合ってディズニーランド行き、ほどよく楽しめるくらいになれるのが理想。

我が家のように、ディズニーランドが嫌だった子でも成長すると楽しさを見い出せることもあるので、時期を見て再チャレンジしてみても良いかもしれません。

それでは、また!

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