我が家の娘は、年中の頃まで、人の目や、ぬいぐるみや人形の目をとても怖がっていました。あまりの恐怖に行動が制限されるほどでしたね。具体的には次の取り。
- 特定のぬいぐるみのある部屋に入れない
- ぬいぐるみや人形が出てくるテレビは見られない
- 公共の交通機関(電車は特に)に乗れない
- 人と目を合わせのを嫌がる
- 向かってくる人に怯えて、歩けない
- 公共の遊び場で遊べない
など、まあ大変でした。一時期は外に出るのも大変だった記憶があります。
それが、小学生になって成長した今どうなったか、足跡を残しておこうと思います。
ぬいぐるみや人形の目が怖い!成長するとどうなった!?
結論から言えば、大丈夫。少しずつ慣れて、今では怖がることはないです。
小学校中学年くらいになると、ぬいぐるみが大好きになり毎日3つ4つ並べて一緒に寝るほどに。出来ることも行動範囲もたくさん広がりました。
人形やぬいぐるみの目、人の目を怖がり大変だったのは、2歳くらいから幼児まで。とにかく大変でしたね。
ぬいぐるみ遊びや人形遊びなんてもってのほか。喜ぶ子どもも多い、着ぐるみも大の苦手でしたね。あまりの恐怖に大泣き、癇癪を起す、奇声を上げるなどダイナミックな行動で苦手さをアピールしていました。
娘の場合は発達障害を抱えて言語も遅れていたので、理解が出来ずに余計に苦手意識が強かったのかもしれません。
娘の場合は人の目も怖がったので、外出時は母としてもいつもヒヤヒヤし、冷や汗でびっしょり。園では、恐怖の対象となったぬいぐるみがある部屋には入れずこれまた大変でした。
でもそんな娘はどこへやら。成長するとすっかり恐怖は消え、今ではぬいぐるみも人形もへっちゃらです。(→さすがに、恐怖を与える目的のお化け屋敷やミステリー番組の人形はNGです。これは大人も同じかも。)
ぬいぐるみや人形の目が怖い!その原因は!?
子どもによって原因はそれぞれ違うかもしれませんが、我が娘の場合は、ぬいぐるみや人形の目が怖い原因は「理解ができないから」でした。
なぜ分かったのかというと、娘の場合はイベントなどで出てくるキャラクターの着ぐるみも大の苦手。見た日には、恐怖のあまり大発狂だったんです。
それが、成長するにつれて「あれは人?」「どこに人が入ってるの?」と、ちょっとずつ怯えながら質問をしてくるようになりました。
ある意味、子どもの夢を壊す話とも言えますが、「あの中には人間が入っているんだよ」と教えると、着ぐるみを見ても大丈夫になったんです。
このことから、娘の場合は得体が知れないモノに恐怖を抱いていたことが分かりました。それが何なのか、そのモノに対しての理解力が追い付いていけば自然と恐怖心が減ったということになります。
改善のためにやったこととは!?
改善のためにやったこと、実はないんです。あえて言うとしたら、改善させようとしなかったことが改善策だったのかもしれません。
唯一取り組んだことは、娘の安心・安全を確保するために、ぬいぐるみや人形を隠す。それらがあるところはなるべく避けるくらいでした。
娘の場合は、恐怖で生活に支障が出るくらいだったので、まずは生活と心を安定させるのを最優先にしました。
後は、総合的に成長を待ち、時に支援するくらいでしょうか。これはどのご家庭でも普段の生活でやっていることだと思います。
結局のところ、娘の場合は理解力が上がれば、恐怖がなくなったので、成長を待ち時に促すというのが改善の鍵だったのだと言えます。
以上が、「人や人形(ぬいぐるみ)の目が怖い!成長するとどうなる!?」でした。
ぬいぐるみや人形が苦手でも問題はありませんが、生活に支障が出るとなると困るもの。
我が家の場合は成長と共に自然と改善していきましたが、小さい内は生活を安定するための安心・安全を確保するために、回避や隠すという方法もある程度はアリだと考えます。
成長するとどうなるかを知ることで少しでも気持ちが楽になりますように、応援しています!