四葉のクローバー

子供が発達障害の特性を持つ持たない関係なく、子育て中に、母親自身が”いっぱいいっぱい”になることってある気がします。

周りの多くのお母様方からも、同じような状態になること、よく耳にします。

さらに、特性を持つお子さんを育てている場合、保育園や幼稚園、学校などの集団の中で浮いた行動を取ってしまったり、問題行動を繰り返したりで、周りのことを考えると頭を抱えて母自身が追いつめられてしまうことも多いんですよね。

”そんな時、どうすれば良いのか・・!?どうやって乗り越えているのか”、1つの例として足跡を残しておこうかなと思います!

 母のメンタルがいっぱい、いっぱい!どうすれば良い!?どうやって乗り越えている!?

幼稚園バス

我が家もまだまだ子育て中。なので、「いっぱい、いっぱい」になること、たくさんあって、これからもきっとあるのだろうと感じます。

娘は、発達障害を抱えていますが、言葉が遅れて気持ちを表現できない分、それを行動で表現するかのように、集団から浮いた行動をたーーーっくさん繰り返していました。先生からの毎日の報告や、彼女の様子にもう、母の心はいっぱいいっぱいでした。

ただ、娘本人のケアというか、娘自身が抱える困難や課題、問題に関しては園や学校の先生方、そして療育先の先生方と情報共有し、彼女の困難が減るようにアプローチしてくださって、相談先が複数あって救いで感謝感謝でした。

ただ、母のメンタルは・・・、置いてきぼり・・トホホ

とってもしんどいよな・・、いつもそう感じます。

どよーーーん。沈みすぎて、身動きが取れない状態になったら・・どうする!?

くまと困り顔

こんな時は、頭と心はパンク状態。容量をオーバーしたということを意味するので、

『その日の最善を尽くす』

これに限ります。とりあえず、何かを考えたり、解決策を考えたりする余力が生まれるのを、そっと待つ。「その日に出来る最善のことをする」、ということに集中しています。

ちなみに、こういう時に頑張って行動を起こしたり、解決しようと動いたりしたことがありましたが、我が家の場合、メンタルや思考が普段の状態じゃないので、そんな時に考えて起こす行動は偏りがちで、余計にややこしくなっちゃうんですよね。

なので、ひたすらその日の最善を過ごす、そう意識して過ごします。

少し落ち着き、余力が出てきたら、どうする!?

チェックリスト

心と頭をパンクさせた、原因について、解決できるのかどうか整理します!

問題には下記のように3つの種類があるとされます。

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  1. 直接的に解決できる問題
  2. 間接的に解決できる可能性のある問題
  3. 解決できない問題

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上記でいう、1(直接的に解決できる問題)&2(間接的に解決できる可能性のある問題)に該当するのであれば、解決できるよう行動を考えれば良いのですが、3(解決できない問題)に該当する場合、いくら考えてもエネルギーを費やすだけで、無駄になってしまうんですよね。

なので、”いっぱい、いっぱい”になった原因が、3の場合は、問題をスルーすることが最善。自分自身では関与できない分野なので、動いても解決には繋がらないんですよね。

ちなみに、例えば、「子供が園などの集団の中で、奇声を上げる」ということで、先生から再三の報告を受けたり、外出する場合にも頭を抱えたりしている場合。

「子供が園などの集団の中で、大きい奇声を上げる」という問題は、”1.直接的に解決できる問題”には該当しないはずなんですよね。直接解決できるのは、子供本人のみ。なので、”2.間接的に解決できる可能性のある問題”に該当すると考えます。

となれば、どうやったらその「奇声を上げる」という行動を減らせるかを考えて、行動を起こしていくことが出来ます。チャレンジ&エラーというのかな・・。

例えば、”子供に言い聞かせる”も1つの方法だし、”奇声を上げるきっかけは何かを考えて、その場面を回避する、先生に支援してもらう”など。

もちろん、”間接的に解決できる可能性がある問題”なので、行動を起こしても、解決に繋がらない可能性も十分にあるんですよね。自分ではなく他人(子供)を変えるというのは、不可能に近く、自分が接し方などを変えることで、変わる可能性もあるという程度かな・・と。

でも重要なのが、心をいっぱいいっぱいにしている問題が『直接的に解決できる問題ではない』ということを理解するということ。そうすることで、お母さん自身が自分を責めなくて済むこと、周りからの冷たい視線や批判があったとしても、メンタルを保てる砦(とりで)になっていることに気づきます。

子供の問題は、ほとんど”直接的に解決できない問題”!

紙飛行機

そして、子供が小さいうちの行動などにおける問題の大部分が、この『間接的に解決できる可能性のある問題』に該当するはず・・。

子供も別の人間なので、間接的にしか関われない分野。となると、解決するまでにたくさんの時間がかかる場合もあるし、なかなか解決に至らない場合もあるということ。

なので、長い目が必要で、やってみてダメだった・・、じゃぁ違う方法を考えよう・・。という長期戦になる可能性が大いにあるんですよね。母として心苦しい状況が続きますが、「それが当たり前なんだ・・」と思えると追いつめられていたメンタルが少し楽になる瞬間があります。


以上が、「母のメンタル、いっぱいいっぱになったらどうする!?」でした!

心と頭がパンク状態で身動きが取れないまでになっていたら、まずはその日の生活を送る上で最善を尽くすこと。余力が出来たら、いっぱいいっぱになった原因や問題の整理をしてみること、今でもこんな風にしてメンタルを調整しています。

ちなみにこの調整方法は、20代の頃に”7つの習慣”という本を読んで知ったのが最初のきっかけでした。その後も、コーチングという場面でも使われていることを知って、さらに活用するようになりました。

といいつつ、いっぱいいっぱいの時は本当に必至で、お先真っ暗!ギャーー 現在進行形で、我が家も進んでいます。まだ余力が出来ていないのに、いっぱいいっぱいの状態のまま行動を選択して間違えることもたっくさん!

ヒィヒィ言いながら、なんとか時が流れていっています!仲間が居ると思うと、私も心強い、一日一日を仲間が居ると感じながら進んでいます。

それでは、また!

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