家

娘は、特性や発達上の遅れから、上手く出来ないことが多々あって、そんな苦しい状況でもSOSを出すのがとても苦手でした。

娘の場合は、SOSを言葉で出さない代わりに、ひたすら行動で発散!特に幼児までが大変で、金切声や他の人に迷惑をかける行動なども多く、結構強烈でした・・辛かった・・涙

がしかーし、言葉が出てからも、「他のお友達のように自分でやりたい」、「私だって出来る!」というプライドがあって、なかなかSOSを出せない様子だったんですよね。トホホ

ということで、ずーーーっと、娘には、上手く出来ない時には「手伝って、一緒にやって」というような言葉を出すと解決しやすい、楽になるというようなことを教えてきました。

小学生になると、SOSを出すことも上手になってきて、「手伝って」、「どうやってやるの?」、「一緒にやって」、「うまくできない」という言葉も頻繁に聞くようになったのですが、そんなある日、娘に聞かれてドキっとしたことがありました。

『手伝ってって言って、手伝ってもらえない時はどうするの?』

びっくりマーク!

ドキーーーッ!!こんな娘の質問に、慌ててしまいました。笑

娘は一人っ子、家庭の中では、SOSを出せば、対応してもらえることがほとんどという環境に居ます。

でも、社会に出れば、いくら助けを要請しても自分の思うタイミングで思い通りに対応してもらえるとは限らない。いやいや、もはや、そんな上手くいくことの方が少ないのでは・・・と、まさかの娘から気づかされました。

もはや、小学校という環境でそういうことが起きているんだろうと予測がつきます。考えてみれば当然(逆になぜ気づかなかったんだ・・・笑)!先生は複数の生徒を見ているので、各子供の望み通りにサポートすることなんて不可能。

だから、「困った時は、先生に聞く」という教えだけでは不十分で、「困った時、先生にSOSを出しても、すぐに助けてもらえなかった時はどうするか・・」を教える必要があることに気付きました。

その対策として、我が家の場合は、親子で話し合い、下記の方法を思いつきました。

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  • 待ってみる
  • 自分でもう一回チャレンジしてみる
  • 違う先生に声をかけてみる
  • もう一回先生にSOSを出してみる

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他にも、”出来ているお友達に聞く”というのも良い方法かも!

きっと、こういうことが社会に出てから本当に必要な社交性のような気がします。娘が成人するまでにどれだけ教えられるか・・・。私の脳、頼むぞーー!

という、とある日の出来事でした。笑

まとめ

コーヒー

たまに娘の一言にドキりとする。そして、自分の視野の狭さに愕然とすることがある。笑

それでは、また!

 

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