小学生

娘は3歳半の時、発達障害の診断を受けたのですが、年少の頃に通っていた療育先で就学についての説明会があって、参加をしました。

その際に先輩のお母さん方が、普通級か支援級の選択をする意味で、就学前に学区の小学校を見学したり、校長先生や教頭先生と話す機会を設けてもらったりしていることを知りました。

なるほど・・。と思いつつ帰宅してふと、

『小学校見学はいつ行けば良いの!?』
『見学のアポイントはいつ、どうやって取れば良いの!?』

なんて疑問が次々に浮かんだことを覚えています。

ということで、今回は学区の小学校見学の時期と方法について、足跡を残しておこうと思います。

小学校の普通級、支援級などの見学はいつするの!?どうやって!?

目

我が家は、結果的に発達障害の子供を受け入れて下さる私学への就学を決めたのですが、学区の小学校と迷っていたこともあって、年長の頃に学区の小学校の見学に行きました。

そして、他の地域に住むママさんたちの話しを色々と聞いて分かったのが、

『地域によって、見学の時期や方法が全く異なる!』

ということ。これ、本当に違っていて驚きます。

ちなみに、転勤先の信越地方に居た頃は、療育先の先生方から、年長の秋頃に親自身が小学校に直接連絡をして見学の日程を調整すると聞いたんです。その際に校長先生や教頭先生に話しをする時間を設けてもらうと。

他にも、短期の療育プログラムでたまたま知り合った東海地区に住んでおられる先輩のママさんからは、やはり秋頃に直接小学校に連絡して見学したと聞きました。

その後、12月頃に再度アポイントを取って、子供の特徴をA4用紙1枚にまとめたものを教頭先生に手渡し、3月に再度サポートブック(子供特徴やこれまでの育ちなど)のようなもの提出されたと聞いたんですよね。

これらの話から、学区の小学校見学は秋からと考えていたんですが、我が家の学区はなんと春から見学に向けてスタートしました。危うく、見学時期を逃すことに。。

地域によっては、公けに見学できる時期が決まっていて、自由に参加するようになっているところもあるそうです。

ということで、1つの例にはすぎませんが、我が家の小学校見学の流れをまとめていきますね!

 我が家の小学校見学の流れと方法!体験記!

電球

我が家の学区の小学校見学の流れは、至ってシンプル!下記、3つの手順だけ。

 

ポイントはなんといっても、『小学校見学においては、アポイントから全て教育委員会を通して行われた』ということ。

もともと、親が直接小学校に連絡するものだと思い込んでいたので、教育委員会を通しての見学申請と聞いて、驚いたもののホッとしたのを覚えています。

学校と特性を持つ子の親は、校長先生の方針などにもよりますが、強い立場と弱い立場という構図が出来上がっている印象があって、(もちろんそうじゃない小学校もたくさんあるかもしれませんが)なんだか気が張っていたんです。

なので、教育委員会担当者が仲介に入ると知り、そういった気負いが一気になくなったことを覚えています。

それでは、1つずつの流れをもう少し詳しく説明していきます。

1.就学相談に申込み(5月)

電話

年長時に幼稚園を通して、就学相談の案内の手紙が来るのですが、我が家の場合はたまたま教育委員会に連絡をする機会があってその際に申込みを済まました。

大体、5月・6月・7月あたり、少なくとも1学期には案内が来るはず。そして、大きい自治体によっては、小学校に上がる年の1月頃までに何度も就学相談の場があるところもあるようです。

2.就学相談に参加(6月)

面談

教育委員会から指定された日時と場所で、母と教育委員会の担当の先生と向かい合って座り、娘の状況や園の様子などを1時間くらいかけてお話しました。

その際に、小学校見学について聞いたら、なんと!教育委員会を通して、見学申請をし、教育委員会の担当の先生と一緒に小学校見学をすることが判明。

思わず『直接連絡してアポを取る必要はないんですか!?』と何度か聞いてしまいました。

3.教育委員会を通して小学校に見学の申請

教育委員会の担当の先生が、小学校側に申請を出して、日程を調整をして下さいました。

ただ、自分自身が小学校に見学のアポを取っているわけではなく、教育委員会が連絡をするので、候補日はあまり選べなかったですね。

提示された、日程の中で折り合いをつけて選ぶという感覚でした。

4.教育委員会の担当の先生と一緒に小学校見学(7月)

小学校

当日は、学校の前で教育委員会の担当の先生と待ち合わせをして、小学校内を見学。

普通級や支援級をじっくり見学することが出来ました。教育委員会の先生が積極的に案内をして下さったので、小学校の先生方にさほど気負うことはなく、見たい場面もお願いできましたし、客観的な立場からのお話を聞くこともできました。

ただ、自分がアポを取っているわけではないので、この見学の際に、教頭先生や校長先生と話をするタイミングはなかったですね。

 

以上が、我が家の小学校見学の流れと方法まとめでした。

なんだか、思った以上にとてもシンプルな流れだったのと、見学の時期が早いという印象がありました。実際、別の地域に住む他のママさんたちからも早いと言われていました。やはり秋頃に正式に見学をしているママさんが多かったです。

上記は学区内の小学校についでですが、中には就学のタイミングでの引っ越しや公立以外の小学校を検討してる方もいらっしゃるはず。

その場合は、年長ではなく、年少や年中の頃から学校のオープン行事などに参加して見学をすると良いと思います。

私も、引っ越しの可能性はあったので、複数校に足を運んでいたのですが、やはり小学校によって受け入れ体制や環境は驚くほど異なります。なので、引っ越しなども考慮して、小学校を選びたい意向があれば、なるべく早い時期からオープンな行事などに足を運んで、実際に見てみること、オススメします!

こういった1つ1つの体験が少しでも情報の足しに、そして少しでも不安を軽減できれば嬉しく思います。

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