くまと困り顔

先日、”発達障害や特性を抱える子が大人になりどうなっているか”、”自立においてどんなつまずきがあるのか”などをテーマにした講座に参加してきました。

「えーー、こんなに立派な大人になるんだ!?」という驚きや嬉しさと、「こんなところでつまずくのか・・」という不安の両方の感情を感じてきたのですが・・

そんな講座の中で、言われたことがこれ。

子供から手伝いや援助を求められた時に、『もう○歳(○年生)でしょ!』、『自分でやりなさい!』って言ってない!?

笑顔の家族

 

・・・ドキーーーっ!

・・言ってるーーー!!よく日常的に使っていた言葉たちでした・・ヒーー!

どういうことかというと、講座の中で、自立する上で小さい頃からの積み重ねでしか身につかない能力があるっていうお話がありました。

それが、『受援力』というもので、困った時にSOSを出して支援や助けを求める力のこと。この受援力を身につけるには、小さい頃から、子供がSOSを出した時や支援を求めた時に大人が応えて解決したという経験を積む必要があるんだそうです。

なので、『もう○歳(○年生)でしょ!』、『自分でやりなさい!』って言うのだけはやめてくださいと講座内でお話がありました。

くまと困り顔

「でもでも!本当は自分で出来ることなのに、本人が楽(らく)したいがためにお願いしてくるのよ!!」と反論したくなります。我が家もそう、自分が楽(らく)したいがために、手伝いの要求をしてくることが多々あります。

でも、そこで、「いつも出来ているから、まずは自分でやってみたらどう?」と促して1度チャレンジしたら手伝うとか、「じゃぁここまでは手伝うね」と一部分の要求に応えるなどで対応すれば良いそうなんです。

「そうだよなぁ・・、わざわざ責める口調で言わなくてもいいんだよな・・・」

って講座に参加している途中から反省をしていました。

言い方を変えたり工夫したりすればいいだけなのに、なぜかそうすることすら忘れて、自分がされてきたり知っている対応の仕方をしてしまうんですよね~

でもこの”受援力”、自立する上でとても重要なんだそうです。特性を持つ子が受援力をみにつけていないと、支援が必要な状況になっても、SOSが出せない大人になって本人がとても辛くなるんだそう。

すごく困っているのに、「自分でやらなきゃ」と思って、混乱や苦しいままの状態になってしまうということ。困ったままにするということは、先に進めないので、生活が妨げられることに繋がるんですよね。

ということで、最近は、言い方を改めてるように努力しています!「まずは自分でやってみて、難しかったら手伝うね!」ってしょっちゅう言っている気がします。うーーん、ワンパターンだよなぁ・・笑 もうちょっとバリエーションを増やしたいですね!

まとめ

電球

自立する上で必要な力の1つ、『受援力』とは、困った時にSOSを出して支援や助けを求める力だそう!

>>『受援力』とは!?

この受援力を身につけるには、子供がSOS出した時や支援を求めた時に大人が応えて解決したという経験を小さい内から積む必要がある!

『もう○才(○年生)なんだから!』、『自分でやりなさい!』という応え方はNG!

それでは、また!

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