前回の”カミングアウトの記事”に繋がっている1つの疑問!
我が家の場合、娘の特性をカミングアウトした理由が、『カミングアウトした方が生活がしやすいと感じたから』なんですよね。
そして、闇雲に周りにカミングアウトするというよりは、『カミングアウトした方が生活しやすい場合』にカミングアウトをしています。
その、”カミングアウトをした方が生活しやすい”ということについて、もう少し細かく足跡を残しておこうと思います!
具体例の方が分かりやすいと思うので、下記の2つの例で詳しく説明しようかと思います!
--例--
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例1:ストレスが軽減して、生活しやすくなった!
例えば、娘が小さい頃(幼稚園時代)、不安が強いと娘が集団から外れてしまったり、奇声を上げたり、立ち歩いたり、教室から出てしまったりすることがありました。
こんな娘の姿は、授業参観などで周りから見て分かるわけです。
となると、母としてもクラスの他のお友達や先生、見に来てらっしゃる親御さんにクラスの流れを乱してしまっていることに申し訳ない気持ちが沸き起こって、心苦しくなるんですよね。
でも、発達の遅れや特性上、娘に話しをしたり、怒ったからといってすぐにその問題行動がなくなるわけではないので、母としても八方塞り。精神的に追い詰めらることがあります。
実際のところ、他のお母様方は全然気にされていないこともあるのですが、自分の子の行動はやっぱり気になりましたね!
母が追いつめられると、子どもへの対応にも影響してきます。
なので、そんな場合は、『生まれつき特性がある』、『発達が遅れている』、『情緒が乱れやすい』など、言葉を選んでカミングアウトしておくと、母親のストレスが軽減される場合があるんですよね。
そして、”カミングアウト”をすることで、他の親御さんも理解してくださって、温かい目で見てくださる方もいらっしゃいます。応援してくれる人が1人でも居るだけで、居心地がぐっと変わって精神的にも生活しやすくなります。
例2:子供の安心・安定を確保しやすくなった!
さらにもう1つ例を挙げると、娘は1人を好むタイプ。というより、同年代の子がたくさん居る場所は不安と恐怖でいっぱい、安心・安定が崩れて小さい頃はパニックをよく起こしていました。
なので、医師と相談し、彼女の”安心と安定の確保”を最優先にした方が良いということで、我が家にとって彼女の1人の時間を確保するのは最優先事項でした。
でも、1人の娘を気遣って下さって、あえて同年代の集まりなどにお誘いくださる方がいらっしゃいました。母としては孤独感もあったので、その気持ちがとっても有り難かたかったんです。ただ、我が家はあえて1人遊びを選択しているという状況。
そんな状況で、カミングアウトせずにお誘いをお断りするのは、本当に難しかったんです。せっかくの好意でのお誘いなのに、曖昧な返事やお断りだと不快にさせてしまう可能性や、また何度もお誘いを受けてしまう可能性もあって、関係性を良好に保つ意味でも、”カミングアウト”をしていました。
そうすることで、1人遊びを尊重して下さり、親子の生活が円滑になった気がします。
以上が、『”カミングアウトした方が生活しやすい”ってどういうこと!?』でした!